【AFP=時事】のコピー
北朝鮮は9日、米領グアムにある米軍の戦略軍事施設周辺に対して中距離弾道ミサイルによる攻撃を検討していると威嚇した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は8日、北朝鮮がミサイルへの搭載が可能なまでに小型化した核弾頭の製造に成功したと報道。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はその後、核兵器開発を続ける北朝鮮を強く非難し、同国政府が米国への脅しを続けるのであれば「炎と怒り」で報いを受けることになると警告していた。
KCNAによると、北朝鮮は「中距離弾道ミサイルの火星12(Hwasong 12)によってグアム一帯を包囲射撃する作戦計画を慎重に検討している」という。計画は金正恩(Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長が決断を下せば「いつでも同時多発的、連続的に実行される」としている。