ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 還暦記念速習49日間(死の哲学)
☠チベットの死者の書を讀む第40日目
模擬戦・シュミレーション挑戦「死の哲学」4回目
ワンポイント佛教 【空(くう)の論理】
これ、分かりずらひ仏教の難所(空観(くうがん)=空の理)。
それでもボクが、これをわかったよふに思い込んでゐるのは、お経を読んだから?違いますぞ。
森鴎外の短編小説「かのように」のなかで、主人公が「線を引っ張れば、面積が縦に発生する。点をうてば、これまた面積がまわりに発生する。これでは、純粋な線とも点ともいえない。」と友人に話しかける所がある。・・・・しかし、これではユークリッド幾何学は、成り立たなくなる。
やっぱり、直線や曲線、点がなくちゃならなひな。
あるかのように、設計図に線をひき、点を打ち、その設計図に従って、橋やビルを建てるのです。
空を仮説《hypothesis》と言った学者がいる(小室直樹博士)。
本日は、このくらひで、勘弁勘弁・・・・・・・・。
故人;山田太郎
導師;ほんまれいかい(佛名)
喪主;山田の妻
死後21日後
導師「だふですか?奥様。悲しみは、晴れましたか。」
山田の妻「違うんです。私怖いわ。だって太郎が夜、私の寝床にはぃって来たり、夜トイレに行くと、便座にしゃがんでたりするのが見えるんです。」
導師「なに!太郎靈は、いまだ、この世に未練を残し、
意成身(≒幽体≒アストラル体)となり、またしても、現世をさすらふやふになったのか。
あぁ!第2バルドーに於ける死の修行は、失敗だ。」
「出てこい!太郎靈。
OM AH VAJRA GURU PADMA SIDDIH HUM」
太郎靈出現。
山田の妻「きゃーつ!出た。コワイ」
人間は、異次元の人格に出合うと必ず恐怖するのです。
導師「太郎靈よ。汝は、なにゆえ曼荼羅会で解脱できなかったのです。」
「なに!マンダラのなかの怒れるホトケが、
あんまり怖かった。
そんなばかな!マンダラのなかのホトケやカミは、キミのこころの生んだ幻・ヴィジョン。いはば《仮説》。なんで自分の心が怖ろしからふや。」
「ともあれ、これで太郎靈よ。キミは、第三のバルドーへと転移した。ここは、転生のステージ。六道輪廻の入り口。
もし、転生しなけりゃ、幽霊のままでこの世を彷徨ふのだぞ。奥様にも迷惑ぢゃなひか。」
「山田靈よ。おいどんが、お汝(はん)の再生・生まれ変わりまで
49日、ポワの行つとめるぞ。安心せよ」
オーン アー フーン ヴェンザ グル ペマ シッディ フーン(チベット小呪)
第40日目 おはり