NYダウ:11543.55(▼ 171.63)
ナスダック:2367.52(▼ 44.12)
SP500:1282.83(▼ 17.85)
CME日経平均先物:12910(大証比▼ 150)
ドル/円(NY):108.79- 108.84
米国10年債:3.827 (△ 0.045)
金価格(NY中心限月):835.2 (▼ 2.0)
原油価格(WTI):115.46(▼ 0.13)
【弱材料】
・デル(DELL)
PC直販大手デルが28日引け後業績発表。
前四半期では、EPSが予想を2セント上回ったが、今回は、5セント下回ってしまった。デルは、理由をいくつか挙げている。もともと不振な米国に加え、IT投資の鈍化傾向が、ヨーロッパとアジアに広がったこと等から、粗利率が、前年同期19.9%から17.2%へと低下したと言う。
・マーベル・テクノロジー・グループ(MRVL)
リサーチ・イン・モーションのスマートフォンやアップルの音楽プレーヤー付き携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」向けなどに半導体を製造するマーベル・テクノロジー・グループが28日引け後発表した08年5-7月(第2四半期)利益は1株当たり15セントと、予想を下回った。
・7月の個人消費 支出(PCE)は前月比で0.2%増(前月は0.6%増)と、予想に一致した。
個人所得は前月比0.7%減(前月は0.1%増加)と、予想(0.2%減)を上回る落ち込みだった。
税還付の効果が薄れてきたことが示された。
7月のPCE価格指数は前月比0.6%上昇(前月0.7%上昇)。インフレを控除した実質個人消費支出は前月比0.4%減少した。これで実質個人消費支出は2カ月連続マイナス。
食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比0.3%上昇と、6月と同じ伸びだった。前年同月比では2.4%上昇と、07年2月以来で最大だった。
【強材料】
シカゴ購買部協会が29日に発表した8月のシカゴ地区の米製造業景況指数は57.9(前月は50.8)と、予想(50.0)を上回った。新規受注の急増と原油価格の下落が寄与。
(主要コンポーネント内訳)
★新規受注…60.2(前月53.5)
★生産…63.4(前月49.2)
★受注残…63.0(前月45.7)
★雇用…39.2(前月45.9)
★在庫…52.2(前月54.9)
★仕入価格…80.6(前月90.7)
モルガン・スタンレーの通貨ストラテジスト、スティーブン・ジェン氏とスパイラス・アンドレオポウロス氏は29日配布のリポートでドル相場見通しを上方修正。欧州やアジアで景気が減速する中、投資家がドル以外の通貨での資産保有を縮小させているのが背景。
★年末時点でのドルはユーロに対して1ユーロ=1.40ドル(従来予想は同1.53ドル)
★2009年末までにドルは対ユーロで1.32ドルへ上昇しよう。
★ドルの対円相場は今年末時点で1ドル=107円(従来予想は同97円)
大統領選で共和党候補指名が事実上、 確定しているマケイン上院議員は、副大統領候補としてアラスカ州のサラ・ペイリン知事を選出した。女性有権者の支持獲得と高齢のマケイン議員とのバランスを取ることが狙いとみられる。