さっぱり分からん
IT関連株など売られ、ダウ167ドル安
日本テレビ系(NNN) 6/30(金) 7:35配信
29日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、ヨーロッパで金融緩和が解除されるとの懸念から大手IT関連株などが売られ、ダウ平均株価は170ドル近く値を下げた。
29日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比167ドル58セント安の2万1287ドル03セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も90.06ポイント下げて6144.35で取引を終えている。
この日は、イギリスの中央銀行が金融緩和の解除を示唆したことで、年初から買われ続けてきたITなどテクノロジー関連株に利益確定の売りが相次いだ。市場をけん引してきたテクノロジー関連株が下げたことで、幅広い銘柄で売りが進み、ダウ平均株価は一時250ドルほど下落する場面もあった。
一方、前日に株主還元策の強化を発表したJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの金融関連株は値を上げている。
市場関係者は「市場はヨーロッパの金融の動きに敏感になっている。今後は企業決算と来週発表される6月の雇用統計などで株価が動いていくのではないか」と話している。
最終更新:6/30(金) 7:35