平成相場三昧伝 速習49日間(死の哲学)

☠チベットの死者の書を讀む第7日目

・・・・・・・・・朝鮮鬱・・・・・・・・・・・・・・・・

あぁ!また金正恩が、「日本を攻撃して、日本に甚大な被害をあたえる。」と恫喝している。

さらに、ボクの棲む町は、沖縄と本土の空の往来路にあたるのか、しじゅう軍用機の爆音で空が唸ってゐる。

北朝鮮では、無論、宗教は、憲法で禁止してある。とすると、唯物論。死ねば終わり。死後の世界なんて、認めなひはず。

それで金は、バリバリと機関銃で人を殺すのか。


・・・・・・・・第二のバルドー・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて、貴方は、死によって、肉体から離れ、バルドー(中陰)の始まりの光に出会った。そして、リクパ(明知)のまばゆい光の世界に入った。輝かしい至福のなかに、たゆたった。

でも、そこには、留まれなひ。


 第二のバルドーが始まる。こんどは、稲妻よりも鋭い本源の光が立ち、激しい喇叭や銅鑼の音が響き渡る。

そして寂静尊と憤怒尊と言ったホトケ達が、光の中から現われる。寂静尊は、穏やかな顔で、御后様を膝のうゑで抱き、

夫婦和合。愛にみちたお姿で、慈悲をあらはしてゐる。


 これでも、解脱ができなけりゃ、佛の顔は、変わり、

怒りにみちた憤怒尊と変わる。人を喰らふホトケさま、ひとの髑髏のネックレスをしたホトケさま。牙をむき出し、はカッとひらかれ、ひとの遺骸のうゑでダンスを踊る。

そ、そんなぁ~!そんなホトケさまが、あるものか?


 しかし、これは、實は怒りによって、あなたを、いはば解脱へと導かふとしてゐるのである。

そして、これらのホトケさま方は、實は、貴方の意識(≒魂)のあらはれなのです。

これが分かれば、この原色の曼荼羅のヴィジョンは、終焉する(五回、起こると言はれている)。たとゑて言へば、ロープのきれたテントのやふにしぼんでゆく。 

               第7日目 おはり




2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

ちこさん。おはようございます。

チベットの死者の書は、ベトナム戦争当時のヒッピーの間で、反戦の書とブームになったりしました。

49日間の死と再生をつづった本です。

トンデモ本か?いえいえチベット仏教の聖典です。

さらに心理学的にも、たとえばユングは、集合無意識の發想を「死者の書」に得ています。


 昔、サイケデリックというケバイ美術が、はやりましたけど、ひとっの出所は、死者の書のなかの死者がバルドー(中陰、中有)で見るビジョン≒曼荼羅が基になっています(イラストレーター・横尾忠則など)。

ま、サイケデリックの、もう一つの出所は、LSDなどのドラッグによる幻覚ですけど。こっちは、よくありませんでした。                         

             拝


こんばんは。


チベットの死者の書・・・。

読んだことがありません。

と言うか・・・。

そのような本があるとは存じませんでした。


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