☠チベットの死者の書を讀む6日目
臨死体験・・・・・チベットは、生まれ変わりを基盤に置いた国だから、當然、臨死体験者を珍重する。「デロータ」といはれ、閻魔さまの事務処理のミスか。閻魔帳の誤記入で、再度、黄泉の国から、現世へと帰ってきた人。
といっても、ボクには、あまりに遠い話。チベットには、行ったことも有りません。
ただボクのビジネス英語のオーストラリア人の先生が、がん手術の最中に、臨死体験をしてゐる。
「Oh!ソウカイよ。ワンダフル!ニアデスは、素晴らしゐ!
光り輝く天国への階段さ。また死ぬのが待ち遠しいよ!」とのことだった。
アーサーは、*リクパの光を見たのだらふか。
*リクパ=明知と訳されてますけど、浄土真宗にうまれたボクには、浄土に思えます。リクパを主宰するのは、阿弥陀如来さまですから。
この光明こそが、不生のバルドーの光。
この光明のなかに、永久にとどまることが、チベット仏教徒の願い。解脱。
でもまぁ、それがためには、現世では、よくよくの善行か、修行を積んだ魂(≒意識)でなくちゃムリだ。
普通の魂ひは、これより、転生してゆきます。
さらに言うなら、このリクパの光を厭(いと)ひて、
☣暗黒の地獄界へと自ずから赴く魂ひもあるらしひ。
6日目おはり。ほんまそうかい記