毎日のように株総の招集通知が舞い込んできます。
全てに可否を記入してコメントを付けて返送していますが、
過去の分と比較しながら事業報告等を読むのにもそれなりに時間がかかり急に多忙になってしまいました。
特に問題含みの会社については厳しい意見を付ける必要があり時間がかかります。
投資している会社の実情を知るには必要なステップとしてやっています。
一応チェックする項目は次の通りです。
1.配当は株総決議事項として、株主の同意を得てから決めること
2.営業利益率15%以上又は10%以上、ROE15%以上又は10%以上、DOE5%以上、自己資本比率40%±10%を目安とする
3.責任明確化のため取締役と執行役員の兼務は廃止すること
4.社外役員の兼務は3社以内、他社掛け持ちの数合わせ・お飾り社外役員は排除
5.社外役員の適格条件を厳格化し、独立性に問題ある利害関係者やお友達は排除
6.公官庁幹部経験者は癒着の疑惑を招くので社外役員起用は禁止
7.自社株買いはPBRが1倍以下の場合のみ実施、1倍以上の場合は増配によりROEを高める
8.買収防衛策は不要、保身は企業を衰退させる
9.ストックオープション制度は廃止、株式は役員持ち株会経由市場で購入し、
役員も株価変動リスクを一般株主と共有すること
10.経営を歪める相談役・顧問制度は廃止する
11.国際化のため国際会計IFRSを採用すること
これ以外にも低ROEが継続したり、取締役の数が多すぎたり、株主配分が低かったり、不祥事を起こしたり、老害が目立つ企業、等々気が付いたものは指摘するように努力しています。