ピジョンの４月期純利益はベビー用品好調で40％増と過去最高

[TAROSSAさん]

ピジョンが発表した2017年２～４月期の連結決算は、純利益が前年同期比40％増の34億円と、２～４月期では過去最高だったそうです。

国内外で哺乳瓶や乳首などのベビー用品・マタニティー関連商品が好調で、自社で生産する商品の販売が伸びて工場の稼働率が上がり、採算も改善したようです。

売上高は５％増の239億円で、国内ではスキンケア関連など現地では手に入りにくい商品を中心に訪日外国人（インバウンド）向けの売り上げが伸びたそうです。

２～４月期のインバウンド関連売上高は16億円と、前年同期に比べ２割増え、中国や米国でも販売が伸び、円高により円換算の売上高が目減りした影響を吸収したそうです。

営業利益は32％増の49億円で、売上高営業利益率は20.6％と前年同期に比べ４ポイント改善したそうです。

記者会見した松永勉執行役員は「想定を上回る２～４月期だった」と述べたそうです。

2018年１月期通期の業績見通しは純利益が前期比６％増の118億円、売上高は５％増の998億円とする期初予想を据え置いたそうです。

６月以降は新商品を増やし、２～４月期に比べ販売管理費はかさむ見込みで、「通期の見通しは２～７月期を踏まえ必要であれば修正したい」（松永執行役員）としている。

販売管理費はかさんでも、それに見合う売上が上がるといいですね。

7956：3,970円