昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -20.82 @21,008.65, NASDAQ -4.67 @6,198.52)。ドル円為替レートは111円ちょうどを挟んだ動きだった。本日の日本株全般は大きく上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,620に対して、下落銘柄数は309となった。騰落レシオは130.17%。東証1部の売買代金は2兆4665億円。
TOPIX +18 @1,586
日経平均 +209円 @19,860円
TOPIXも日経平均も三角保ち合いを上放れして大幅反発した。日経平均は節目の2万円まであと160円まで迫った。本日は6月の月初めで、国内外の機関投資家から資産配分見直しに伴う買いが幅広い銘柄に入った。毎月第1営業日の日経平均は上昇する傾向にあり、2016年7月以来12カ月連続で上昇した。
6月から製品を値上げするゴム株や食品株の一角も買われ、ブリヂストンやアサヒ、キリンHDが高かった。特に直近で上昇が目立つ食品株については、ディフェンシブ銘柄であると同時に、内需が拡大するなかで値上げが収益寄与につながっている点も好感されている。
本日発表された法人企業統計(1~3月期)の内容も良かった。設備投資は前年同期比で4.5%増となり、リーマン・ショック前の水準を回復した。銀行貸出残高も増え、内需拡大を示す指標が増えてきたと好感された。内需株だけでなく、SMCやキーエンスなどの設備投資関連が大幅高となった。
ただ、注意すべき点は、中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが10時45分ごろ発表した中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が16年6月以来11カ月ぶりに景気判断の境目となる50を下回ったことである。
33業種中32業種が下げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、倉庫・運輸(2位)、金属製品(3位)、陸運(4位)、その他金融(5位)となった。
TOPIX +18 @1,586
日経平均 +209円 @19,860円
TOPIXも日経平均も三角保ち合いを上放れして大幅反発した。日経平均は節目の2万円まであと160円まで迫った。本日は6月の月初めで、国内外の機関投資家から資産配分見直しに伴う買いが幅広い銘柄に入った。毎月第1営業日の日経平均は上昇する傾向にあり、2016年7月以来12カ月連続で上昇した。
6月から製品を値上げするゴム株や食品株の一角も買われ、ブリヂストンやアサヒ、キリンHDが高かった。特に直近で上昇が目立つ食品株については、ディフェンシブ銘柄であると同時に、内需が拡大するなかで値上げが収益寄与につながっている点も好感されている。
本日発表された法人企業統計(1~3月期)の内容も良かった。設備投資は前年同期比で4.5%増となり、リーマン・ショック前の水準を回復した。銀行貸出残高も増え、内需拡大を示す指標が増えてきたと好感された。内需株だけでなく、SMCやキーエンスなどの設備投資関連が大幅高となった。
ただ、注意すべき点は、中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが10時45分ごろ発表した中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が16年6月以来11カ月ぶりに景気判断の境目となる50を下回ったことである。
33業種中32業種が下げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、倉庫・運輸(2位)、金属製品(3位)、陸運(4位)、その他金融(5位)となった。