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為替感応度分析もどき

日経平均EPS,PERと為替変動の関係について考えてみた。
(以下は、ド素人の考察なので、眉唾です)

今日の日経平均EPS=1395.41円なので、為替を考えなければ

・PER13倍=18140円
・PER14倍=19535円
・PER15倍=20931円
・PER16倍=22326円

為替を考えないと、
PER16倍で22326円の理論値。

ところで、為替変動を考えると

EPS=1395.41円に対して、為替の変動に対する
・→$ベースのEPSの変動
・→$ベースの日経平均の変動(PER14.2は一定と仮定)
・→上記を円ベースに換算
・・・

・105円→13.286$→19814.88円
・108円→12.917$→19814.88円
・110円→12.682$→19814.88円
・111円→12.568$→19814.88円
・112円→12.455$→19814.88円
・113円→12.345$→19814.88円
・114円→12.237$→19814.88円
・115円→12.130$→19814.88円
・120円→11.625$→19814.88円

・・・あれ?円換算額は同じだぞ、と。
・・・って、当然かw
為替の変動があっても、円ベースのEPSが変わらず、
PERも変わらなければ、為替に関係なく理論株価(円)も変わらない。
(ここまで無駄な考察)
_________________________________

しかし実際は、為替レートが変われば、企業の利益も変わってくるので、
EPSも変わってくる。
円安株高、あるいはその逆は、為替と株価の間に業績という変数がある。

円安なら増加、円高なら減少というのは、
全体としてはそうだけど、個別企業でみると逆になることもある。
日経全体平均の感応度は、データが取れない(知らない)

ここでは、トヨタの決算資料から考えてみる。
(トヨタが日経平均を代表すると仮定する。)

トヨタは、為替レート想定を実績@108円 → 計画@105円
に対する為替変動影響を▲1100億円としているように決算資料から読んだ。
19943億円に対する1100億円なので、5.5%の影響、これが3円分の影響。
1円当たりでは1.83%の影響がある・・・ってホントか?と思いつつ。
(営業損益と最終損益は違うとか、ツッコミどころ満載)

EPS=1395.41円(112.65円)は、仮にドル円が105円になるとしたら、
7.65円の変動は、14.00%の影響(減少)
1395.41×(100%-14%)×14.2=17,040円

同じように計算すると・・・
・105円→17040円
・110円→18854円
・115円→20667円

さすがに、105円まで行くと、大変なことになりそう。
でも、例えば日銀砲があるし(今日も発動してるし)、
実際はここまでいかないんじゃないかと。

PER=14.2は低すぎとか言って、修正すれば、理論株価はもっと高くなるし。
トヨタじゃ、感応度が高過ぎじゃね?とか、そもそも計算あってる?とか。
ツッコミどころはいろいろあります。

とりあえず、@110で悪くて19000割れ前後くらいの想定でしょうか。
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