天井形成？

[映画ずきのしんちゃんさん]

5月12日の日経平均は19883.90（-77.65）基準線(雲の下）、転換線(雲の上）の上、パラボリックも上向きだが、四つも窓を開けて上昇したのち、天井を打ったような印象だ。モメンタム１０日は上昇にもかかわらず低下しており、MACDも頭打ちになっている。週足は三空のあとで、十字形になっていてこれも天井を示唆。MACDは上昇だが、モメンタムは微妙に低下しつつある。

ドル円は日曜６時の時点で113.38（-0.49）。日足は基準線(雲の下）転換線（雲の上）、パラボリックも上昇だが、日本株ほどには急激に上げておらず、天井形成はより明確。MACDもピークアウトし、モメンタムは急速に下げている。週足は転換線、基準線の上でパラボリックも上昇しているが、長い上髭をだした形になっており、MACDはゼロラインから顔をだしているものの、モメンタムは明確に下げている。

モメンタムから見ると日経平均、ドル円とも、天井形成をしている可能性がある。実際、外部環境をみると、フランス大統領選はマクロンになったとこで、一安心したものの、北朝鮮をめぐる緊張は依然続いており、今日は新たなミサイルを発射したというニュースが飛び込んできており、アメリカはアメリカでトランプがFBIのコミー長官を突然解任、トランプ政権と議会との衝突がさらに厳しくなる危険がましてきている。トランプ相場といわれた根拠のない宴はそろそろ頭をうつのではなかろうか。