スイングトレードの勝率と欲望という悪魔

元祖SHINSHINさん
元祖SHINSHINさん
スイングトレードにも長年参加してきたのだが、
いっこうにうまくならない。
勝率五分五分といったところで、
勝つのも負けるのも、額が大っきい。

それでも本年序盤は、トランプ減税にスポットがあたっており
成績は悪くはなかった。
しかし最近、地政学的リスクやトランプのドル安発言が目立ってきて、
スイングトレードの成績が芳しくない。

スイングトレードがうまい人を羨ましく思う。

オイラの場合、デイトレードの方は異様に成績がよいのだが、
これは狙っている値幅が狭いことと、
もみ合いの場合には勝率のよくなる玉の張り方をしているからだ。

本年序盤の比較的に相場を予想しやすかった頃には、
スイングトレードを軸にして、デイトレードを控えていた。

トランプ神話が崩れだしてきて、
デイトレードの回数を増やすようにしてきた。

    *

次なる課題としては、
デイトレードの枚数を増やすということがあった。・・・・・・①
(他にも相場に対する課題はたくさんあるが)

プロ野球が開幕してからは特に、
デイトレードの回数を増やしていた。
すると広島カープのように、負けなかった。・・・・・・②

①と②の状況によって、オイラの気分はでっかくなってきた。
なので、枚数を急激に増やしたのだ。
しかし、どういうわけか、スイングトレードとして。・・・・・・③

オイラが③の状況になったとき、
ほとんど勝てたことがない。
勝率ゼロなんじゃなかろうか。

心の中では、ちがうだろと声がしている。
でも、オイラの欲望という悪魔は、イケイケといっている。

ホントに③になると、負けるのだ。

   *

この原因を考えるに、
デイトレードだけしていると、どうしても刺激が少なくなってくる。
それに、なんとなく焦れったいとも思ってしまう。

それで、大きな刺激が欲しくなるんだと思う。
この刺激は、勝っても負けても中毒になってしまう。
つまり、突き詰めると、勝ち負けが問題なのではないのだ。

相場に参加しているだけで、
平素にはない刺激が生じる。
勝っても負けても、自分は生きているんだ風な実感もある。
それで、中毒になる。

オイラの場合、この刺激に対する自制心を高めていかないと、
時間だけ無駄になって、結果も得られないのは自明。

今はっきりとしているのは、
デイトレードだったら、勝率は95%以上だってこと。

これをもっと改善するために枚数を増やすのであって、
スイングトレードで丁半博打をするために枚数を増やすのではない、
と肝に銘じないとイケない。

もうこれは、己との闘い。
欲望という刺激的な悪魔と戦うしかナイのであった。









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