先月献茶式に行った時の、隣の人の会話。
「御無沙汰しているとはいえ、知らん顔はないでしょう。
時々でも元気な顔を見せなさい。」
そう聞こえてきた時は、まるで私のことを言われているみたいで、
ドキッとしました
残業が40時間になっていた時に、習い事ふたつとスクールひとつを通い、
私自身がアップアップし始めたので、きちんと先生にその旨を話し、
華道を一時的に休む事にして早X年。
当時先生も家の事情があり、意思疎通の面でも私とすれ違うことがあり、
私が嫌になって止めたような後味の悪い終わり方になっていたのが
ずーっと気になっていました
先月、ふと4月の華道祭を思い出し、久々に大覚寺に行きたくなったのですが、
今日偶然にも先生にお会いできました。
先生も気に掛けておられたみたいで、短い時間でしたが、
お話しすることができて、お互い長年の誤解を解くことができました
時々華道を再開したいとは思うものの、
今これ以上負担が掛かるのは避けたいので、
いつ再開できるかわかりませんが、それでも気分が随分和らぎました
満開の桜がことのほか、美しく見えます
さくら さくら いざ舞い上がれ
永遠にさんざめく光を浴びて
さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で
大覚寺とは
弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、
これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。(中略)
いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。
(攻略) 「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」パンフレットより



