スタンド、アローン ２９年４月７日（金）１７時０６分

[堅実さん]

（桜の花が満開です。まだ散っていないので、８分咲きです。寒さから解放され、暖かくなります。しかし、どういうわけか、桜の花は、その見事さと、それにいくばくかの、寂しさを感じるのは、この孤独な老人だけでしょうか。見事さと、寂しさが同居する桜です。）

 

スタンドアローン

 この歌は、ＮＨＫ，［坂の上の雲］のテーマソングです。子供の結婚の披露宴で、奮発して歌ってもらおうと考えていたのですが、背骨の骨折の体長不良とか、はたして、披露宴の歌にふさわしいのかとか考えているうちに、当日になってしまって、結局駄目でした。

　しかし静かですが、歌詞に秘められた、その力強さには、心が落ち着きます。ユーチューブなので、ウイルスの心配はないです。

それと、この曲は「森麻季」にぴったりの歌です。彼女でなければ、この歌は歌えない。相性がよいとは、このことだろう。

 　新郎の育ったのが神戸で、阪神淡路大震災の傷痕が、それから１０年以上経過しても、（もう２０年）傷跡は残っている。

長老の挨拶で、震災の事が話されたことは、新郎、新婦への祝いの言葉より、この困難の後の、親族の披露宴であったことが、心の慰めになるという内容だった。そしてこの困難を跳ね返したいという思いの、祝辞だった。

この集まった席で、静かに思ったのは、過去の困難であった。これは人々の過去の困難を引きずる披露宴だった。それ程心の傷が残っている。そんな雰囲気の披露宴だったので、やはり歌ってもらうべきだと、思っている。

　
 https://www.youtube.com/watch?v=dCsx0IiIKi4