昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -13.01 @20,650.21, NASDAQ -17.06 @5,894.68)。ドル円為替レートは110円台半ばの円安方向で推移となった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が325に対して、下落銘柄数は1,620となった。騰落レシオは92.20%。東証1部の売買代金は2兆5741億円。
TOPIX -12 @1,505
日経平均 -173円 @18,810円
米国株安と円高進行を受け、TOPIXも日経平均も大きく下げた。日経平均は前日比279円安まで下落する場面があった。円高を受け、ヘッジファンドなど短期売買を手がける投資家が株価指数先物を売り、先物の下落に伴って現物株には裁定解消売りが広がった。「機関投資家の益出しで4月の相場は軟調になりやすいが、あくまで季節的な需給要因にすぎず、あまり大きな意味はない」という指摘もあるが、チャートが崩れ始めているので要注意だ。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の米製造業景況感指数は57.2だった。2年6カ月ぶりの高水準を付けていた前月の57.7から0.5ポイント低下したが、事前の市場予測である57.0程度は上回っていた。しかし、個別項目の指数を見ると、生産の指数が57.6と、前月から5.3ポイント低下と大きく下がっていた。これを受けて、米国債には買いの勢いが増した。米10年債利回りは4月3日、前週末比0.06%低い(価格は高い)2.32%と、2月27日以来およそ1カ月ぶりの低水準を付けた。この米金利の低下が、日米金利差の縮小観測から円高を誘った。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、水産・農林(5位)となった。
TOPIX -12 @1,505
日経平均 -173円 @18,810円
米国株安と円高進行を受け、TOPIXも日経平均も大きく下げた。日経平均は前日比279円安まで下落する場面があった。円高を受け、ヘッジファンドなど短期売買を手がける投資家が株価指数先物を売り、先物の下落に伴って現物株には裁定解消売りが広がった。「機関投資家の益出しで4月の相場は軟調になりやすいが、あくまで季節的な需給要因にすぎず、あまり大きな意味はない」という指摘もあるが、チャートが崩れ始めているので要注意だ。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の米製造業景況感指数は57.2だった。2年6カ月ぶりの高水準を付けていた前月の57.7から0.5ポイント低下したが、事前の市場予測である57.0程度は上回っていた。しかし、個別項目の指数を見ると、生産の指数が57.6と、前月から5.3ポイント低下と大きく下がっていた。これを受けて、米国債には買いの勢いが増した。米10年債利回りは4月3日、前週末比0.06%低い(価格は高い)2.32%と、2月27日以来およそ1カ月ぶりの低水準を付けた。この米金利の低下が、日米金利差の縮小観測から円高を誘った。
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、水産・農林(5位)となった。