久しぶりに

[SPE(エスピーイー）さん]

家族の闘病などもあり、暫く、みん株などへのアクセスをしていませんでした。

その間は、現物株は戻り売りですべて売却し、今は大きな下落に備えて、現金で持っています。

さて、トランプさんの無謀な政策については、議会を通す必要があるものは、殆ど実現できそうにないことが露呈し、後は大統領令で実施できる貿易面での報復関税、為替操作国の認定やドル安誘導に向けた口先攻撃になりそうです。

世界経済は自立的な回復過程に入っていますが、（戦争あるいは緊張状態が生じる場合は別として）米国の景気回復は今年がピークになるのではないかと思われます。日本も昨年よりは良い経済環境になってきていますので、一度、6月にかけて自立調整として、10%以上の下落をした後は、再度上昇する可能性は十分にあるとみています。

日本は為替に一喜一憂していますが、日本円での上げ下げではなく、ドルベースでみると、そんなにｕｐ－ｄｏｗｎはしていないことが判ります。

株式市場は、６０％以上が海外資金での売買ですので、ドルベースで傾向を把握することは大切だと思います。

日経平均は、18500-19500のBox圏相場になっていますが、下値に日銀の買い支えが入るため、下抜けができないから、上にも行き難く、一度は１０％以上の下落が無いと、逆に上抜けの可能性は減っていると見た方がよいと考えています。

ドル／円も、一度は110円を割れた方がすっきりするのですが、最近はこちらも株式市場との連動性があるため、１１０－１１５円／ドルでの膠着状態となっています。

一喜一憂せず、トレンドの方向性と絶対的な株価水準などで割高か、割安か、考えていくようにしたいものです。