憂きことをくらげに語る海鼠(なまこ)かな。蕪村
もふ注意する気にもなれぬ。妹は、あきらかに母の死を望んでゐる。電話口からも、それが伝わる。たまに帰省すると、それが色にあらはれる。なぜか?相続が開始され、ほんまビルを相続するので。
妹の苛慾は、もの凄いものがある。
それと經濟感覚が、おかしい。住宅ローン、進学ローン、自分の経営する幼児学習塾の事業ローン、見え張りローン(クルマなど)。
*オーバーローンにあらずや。
*オーバーローン=債務・ローンが、税込所得の40%を超えること。返済不可能。
それと問われるのは、誠実。實に簡単に人をうらぎる。
これがために、故郷に、をられなくなった。
自分の勤める新聞社で、同期入社の副社長の息子と、社会部デスクに、ふたまたを掛けた(結果そうなった)。副社長の息子は、職場で、みなの見てゐる前で、妹の頭を殴った・・・・・・一度紹介されたが、真面目そうな青年だったけどなぁ(暴力は、良くなひけどね)。ここから先も悪ひ。妹は、そのデスクの家庭にまで、電話でちょっかいを出すよになった。ここで、母が会社に厳重注意。
結果、妹は、退職し、東京で塾教師をしながら、文学修業をしている同郷の義弟の押しかけ女房となった。
この所要時間が半年!電撃結婚、なんたる早ワザ。やり手にあらずや。
東京へ出る際、父がそうかいよ、お前もなんとか、はなむけの詞を言へと促すので、「◎◆クンを裏切ったら、承知しないからな」と言った覚えあり。
それも無駄な忠告で、東京でも、同じこと。
高校生をかしらに二人、女の子がいるのになぁ。
義弟は、朝6時起床では、なくて、朝6時に家をでるのに、妹は、夜遅くまで、家に居ない。そりゃ塾なら、夜だけど、小学生や幼稚園児相手だ。深夜2時3時帰宅は、おかしい。
さらに、悲しいのは、要介護3の母の定期預金から、むしり取るように、お金をひきだしている。
ここから先は、夫婦のことだから、立ち入り詮索は、しないけど、きまっている、〝不倫”。
ほんま家の秘密として、父にも、これがあった。不倫と裏切り。父は、鶴田浩二よりも、ハンサムだと言われた男だったけどね。
裏切りは、周りの人間を鬱にする。母が、鬱病もちだった理由も、よくわかる。義弟の○□くんも、あっさり鬱。いい歳して、登校拒否。これは、夏休みと重なったので、うまく隠せた。
恋とか愛なら、よいけども、ズバリ欲望物語だろ。
そして妹は、今度は不倫妻から、病妻へと華麗な変身を遂げた。癌みたいだ。しかも婦人科なのか、隠そう隠そうとする。重篤とみた。いまごろの10歳年下の妹なんて、こんなもの・・・・か。
それでも、この地上に、ただひとりの妹だ。
あれこれ考えると、鬱になる。
よって、しばらくトレードは、していない。 (つづく)