日本ダメ
「ワールド碁チャンピオンシップ」の初日、井山裕太十段は朴廷桓九段と対局し敗れた=21日午前、大阪市北区(前川純一郎撮影)
日本、中国、韓国の囲碁トップ棋士と人工知能(AI)の4者が総当たりで戦う「ワールド碁チャンピオンシップ」(WGC)が21日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で開幕し、日本代表の井山裕太十段(27)=六冠=は韓国代表の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(24)に、国内最強の囲碁AI「Deep Zen Go」は中国代表の●(=くさかんむりの縦棒に挟まれた一を縦棒にし下に牛のノを取る)●(=日の下に立)廷(み・いくてい)九段(21)にそれぞれ敗れ、黒星スタートとなった。
中国、韓国の記者を含む50人以上の報道関係者が詰めかけた注目の対局。井山十段は、韓国ランキング1位の朴九段を相手に序盤は優位に打ち進めたが、中盤で形勢が悪くなり、最後は投了に追い込まれた。「残念だったが、自分なりに精いっぱいやった結果。明日も同じように臨むだけ」と気持ちを切り替えていた。
一方、同時進行で行われた●(=くさかんむりの縦棒に挟まれた一を縦棒にし下に牛のノを取る)九段とAIの対局は僅差の勝負だったが、終盤にAIにミスが出て、●(=くさかんむりの縦棒に挟まれた一を縦棒にし下に牛のノを取る)九段が勝利した。
2日目の22日は、井山十段と●(=くさかんむりの縦棒に挟まれた一を縦棒にし下に牛のノを取る)九段、朴九段とAIが対戦する。