今日3月20日は彼岸の中日です。
そこで株価が本当に彼岸底なら今週は買い場ということになりますが
過去に10年遡って結果を検証してみましたが
残念ながら「節分天井彼岸底」を立証することは出来ませんでした。
それでも今年はアナリストや評論家の多くが企業の好決算を予想しており
日経平均2万円超えは近いという声を良く耳にします。
しかしここへ来て気になるマイナス要因も幾つか浮上しています。
①短期筋によるドル売りが加速、一方円は買い戻され現在1ドル112円台半ばですが
1ドル112円台での日経平均2万円超えは無理(114円以上が最低条件か?)
②韓国大統領選挙は反日派候補が優勢
再び中国に接近すれば日本を取り巻く地政学的リスクが増す
③外国人投資家が4週連続で売り越し(年初からの売り越し額は-3038億円)
④籠池発言が国内の政情不安に繋がる恐れ(安倍内閣支持率7%以上急低下)
(安倍首相、潰瘍性大腸炎の悪化で入院も)
特に④は想定外の出来事であり、まさに青天の霹靂ですが
23日の証人喚問で爆弾発言が飛び出すようなことがあれば
国内政治が停滞する恐れもあり、株式市場にとっても大きな逆風になりそうです。
特に外国人は白黒はっきりしない状況を嫌う傾向がありますから
籠池問題は早急に解決させる必要があると思います。
因みにこれが最優先課題かも知れませんが
稲田防衛大臣をさっさと更迭するべきでしょう!!!