源平合戦の最終章、壇ノ浦の戦いが始まります
関門海峡は潮の流れの変化が激しく、
開戦当初は海上での戦いに秀でていた平家軍は戦いを有利に進めていました
しかし、潮の流れが変わり、味方であるはずの水軍の裏切りにあうなど、
やがて平家軍は徐々に劣勢となって行きます
平家側の敗色が濃厚となり、追い詰められた平家一門は心を決めます。
安徳天皇を抱いた二位ノ尼(平時子)は三種の神器の
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を腰にさし、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を携えて入水
平家滅亡を見届けた知盛は鎧の上に碇を背負い、
乳兄弟の平家長と手を取り合って、海へと身を投げました
「見るべき程の事をば見つ。」
【写真】 源義経(左)と平知盛(右)
御常(みもすそ)川公園にて関門海峡を望む。
早朝だったこともあり、フラッシュを効かせたり、
何度撮り直しても、義経の写真が真っ暗のままでした


