日経平均 ; 19344.15 (-34.99、3日続落)
TOPIX ; 1555.04 (+0.14)
JASDAQ指数 ; 3043.94 (+4.08、18日続伸)
マザーズ ; 1071.12 (-9.33)
日経平均は小幅ながら3日続落。相変わらず停滞気味の相場です。
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日経平均は34円安と3日続落、米国株安が重し、手掛かり材料難で手控え=7日後場
3月7日(火)15時22分配信 モーニングスター
7日の日経平均株価は前日比34円99銭安の1万9344円15銭と小幅ながら3営業日続落。朝方は、6日の米国株安が重しとなり、売りが先行した。その後は対ドルでの円弱含みを支えに、いったん下げ渋ったが、戻りは限定的で、前引けにかけて小安い水準で停滞した。後場は前場終値を挟んでしばらく小幅もみ合いが続き、終盤にはこの日の安値となる1万9317円10銭(前日比62円04銭安)を付ける場面があった。大引けのインデックス買いでやや下げ渋ったが、総じてさえない展開となった。全般は手掛かり材料難で手控え気分が強まった。
東証1部の出来高は15億7596万株、売買代金は1兆9866億円。騰落銘柄数は値上がり841銘柄、値下がり985銘柄、変わらず178銘柄。
市場からは「国内機関投資家は3月期末を控えて売りスタンスにあり、個人投資家が小型株で頑張っているくらいだ。今週、来週とイベントが相次ぎ、やらない理由になっており、きっかけを待つしかしないようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、日軽金HD <5703> 、東邦鉛 <5707> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株が軟調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も売られ、新日鉄住金 <5401> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株も安い。
個別では、自社株買い発表も第1四半期(16年11月-17年1月)の単体決算で赤字拡大の学情 <2301> が大幅安。日本ハウスHD <1873> 、シュッピン <3179> 、enish <3667> 、RSTECH <3445> などの下げも目立った。
半面、JX <5020> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株や、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が堅調。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> などの海運株も買われた。
個別では、オルトプラス <3672> が連日のストップ高。7日付株式新聞1面で取り上げられた日東精 <5957> や、北の達人 <2930> 、ビューティガレージ <3180> 、アルファCo <3434> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。
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