22日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続伸。前日比197ドル85セント高の1万1628ドル6セントで終えた。ナスダック総合株価指数は反発し同34.33ポイント高の2414.71で終えた。リーマン・ブラザーズの買収を巡る報道をきっかけに金融株を中心に買いが入った。原油先物相場が急反落したことも相場を押し上げた。
韓国の政府系金融機関、韓国産業銀行が買収対象のひとつとしてリーマンの買収を検討していると報じられた。前日に同銀行がリーマンに対する出資を取りやめたとの報道を受けてしぼんだ出資期待が再燃する形となり、リーマン株に買いが膨らんだ。JPモルガン・チェースやメリルリンチなどほかの金融株にも買いが広がった。


