日経平均 ; 19393.54 (+274.55、2日続伸)
TOPIX ; 1553.09 (+17.77、2日続伸)
JASDAQ指数 ; 3004.44 (+15.11、14日続伸)
マザーズ ; 1069.76 (+10.45、8日続伸)
日経平均は大幅続伸。トランプ大統領の議会演説を無事通過し、円安株高が進行しました。3月に入りましたが、新興市場ではジャスダック、マザーズの連騰止まらず。ジャスダックはこれで14日続伸です。
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日経平均は274円高と大幅続伸、一時1万9400円乗せ、トランプ演説無事終了に円安支え=1日後場
3月1日(水)15時19分配信 モーニングスター
1日の日経平均株価は前日比274円55銭高の1万9393円54銭と大幅続伸。2月15日(1万9437円98円)以来2週間ぶりの高値水準となる。前場は、円安・ドル高を支えに買い優勢で始まったが、一巡後はトランプ米大統領の議会演説を控えて様子見気分が強まり、利益確定売りに伸び悩んだ。後場は買いが先行し、次第高となった。昼休みの時間帯にトランプ演説が無事終了し、再び円安・ドル高方向にフレるとともに上げ基調を強め、一時はこの日の高値となる1万9414円55銭(前日比295円56銭高)を付ける場面があった。その後も引けにかけて高値水準を保った。
東証1部の出来高は19億9364万株、売買代金は2兆3890億円。騰落銘柄数は値上がり1426銘柄、値下がり456銘柄、変わらず120銘柄。
市場からは「米大統領演説は問題なく終わり、期待をつないだ。米長期金利がボトムアウトし、円安・ドル高に傾き、サポート要因になっている。25日移動平均線を回復し、下値切り上げで下ブレ懸念がなくなり、当面底堅い動きが期待される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、コマツ <6301> 、栗田工 <6370> 、牧野フライス <6135> などの機械株が上昇。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株も堅調。パナソニック <6752> 、ミネベアM <6479> などの電機株や、資生堂 <4911> 、信越化 <4063> などの化学株も買われた。
個別では、今後発表される中期経営計画に対する期待感が指摘されたソフトブレーン <4779> がストップ高。きのう同業の出版デジタル機構(東京都千代田区)の株式取得・子会社化を発表してストップ高したメディアドゥ <3678> は連騰。ヤマシンF <6240> 、新田ゼラチン <4977> 、スカラ <4845> 、かどや製油 <2612> などの上げも目立った。
半面、大王紙 <3880> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株がさえない。
個別では、公募増資および株式売り出しの浅沼組 <1852> が下落し、ポーラオルビスHD <4927> 、サクセスHD <6065> 、GMOクラ <3788> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇した。
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