東証4日続落 世界景気の後退懸念で主力株売られる

kuma_kuroiwaさん
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 22日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。大引けは前日比86円17銭(0.68%)安の1万2666円4銭だった。4月1日以来の低水準。世界経済の減速懸念が重しとなり、新日鉄など鉄鋼株が下げたほか、国内景気の停滞懸念からみずほFGなど銀行株が軟調だった。来週米国で発表される経済指標の内容を見極めたいとの雰囲気も高まり、東証1部の売買代金は2008年の最低を記録した。東証株価指数(TOPIX)も4日続落。
 日経平均の4日続落は6月19日-7月4日(12日続落)以来。低水準にとどまる売買代金については、「米国市場も同様の傾向が見られており、米住宅公社2社に対する公的資金注入を意識して動きにくくなっている」(明和証券の矢野正義シニア・マーケットアナリスト)との声が出ている。下げ幅が100円を超えると、値ごろ感から買い戻す動きも出たが限定的だった。外国為替市場で円の対ドル相場が下げに転じる場面もあったが、目立った反応は見られなかった。


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