日経平均 ; 19437.98 (+199.00)
TOPIX ; 1553.69 (+14.57)
JASDAQ指数 ; 2907.32 (+1.34、4日続伸)
マザーズ ; 1025.15 (+4.75、3日続伸)
日経平均は大幅反発。米国高値更新&円安を背景に上昇。上に抜ける事はできませんが、かと言って崩れるでもなく、もどかしい相場が続きますね。
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日経平均は199円高と大幅反発、米株高値更新・円安を好感、1万9500円に接近場面も=15日
2月15日(水)15時24分配信 モーニングスター
15日の日経平均株価は前日比199円00銭高の1万9437円98銭と大幅反発。14日の米国株の連日高値更新や、1ドル=114円台への円安・ドル高を好感し、朝方は買い優勢で始まった。前場終盤には一時1万9495円62銭(前日比256円64銭高)を付け、1万9500円に接近する場面があった。後場は売買が交錯し、前場終値1万9473円50銭(同234円52銭高)近辺でのもみ合いが続いた。利益確定売りに上値を抑えられたが、下値も堅く高値圏でこう着した。
東証1部の出来高は21億459万株、売買代金は2兆2945億円。騰落銘柄数は値上がり1385銘柄、値下がり500銘柄、変わらず116銘柄。
市場からは「円安効果は前場で織り込み、後場は指数横ばい状態。1ドル=114円台では、昨年来高値を更新するほどのインパクトにはならず、一段の円安が待たれる。ただ、EPS(1株利益)予想は上昇しており、全体的には上方向とみている」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、第一生命HD <8750> 、T&DHD <8795> 、東京海上 <8766> などの保険株が上昇。三菱商 <8058> 、住友商 <8053> などの卸売株も堅調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株も高い。
個別では、連結子会社を通じてUSEN <4842> を買収するU-NEXT <9418> が連日のストップ高。株主優待制度変更のフジコーポ <7605> も大幅高。第3四半期(16年4-12月)の連結決算で営業利益51.0%増の沢藤電機 <6901> や、RSTECH <3445> 、洋ゴム <5105> 、オハラ <5218> などの上げも目立った。
半面、中部電力 <9502> 、東ガス <9531> などの電気ガス株が軟調。任天堂 <7974> 、ヤマハ <7951> などのその他製品株も売られ、17年12月期に連結営業利益31.8%減(IFRS基準)を見込む住友ゴム <5110> や、浜ゴム <5101> などのゴム製品株も安い。
個別では、第3四半期(16年4-12月)の連結決算見通しで最終赤字4999億円となり昨年末時点で債務超過の東芝 <6502> が下落。オプティム <3694> 、ブロードリーフ <3673> 、LINK&M <2170> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。
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