昨日の米国株式相場は小幅下落した(DJIA -19.04 @20,052.42, NASDAQ -3.21 @5,663.55)。ドル円為替レートは111円台後半の円高方向へ振れた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が562に対して、下落銘柄数は1,291となった。騰落レシオは95.29%。東証1部の売買代金は2兆610億円。
TOPIX -4 @1,516
日経平均 -66円 @18,911円
円高の進行を受けて、TOPIXも日経平均も小幅安となった。時の利は「売り」、株価サイクル④(反落を試す)が続いている。欧米の政治リスクが意識され、円相場は一時1ドル=111円台半ばまで円高・ドル安となった。輸出関連株が売られ、指数を押し下げた。大多数の銘柄は下げたが、東証1部の値上がり銘柄数は全体の約3割あり、全面安だったわけではない。17年3月期通期予想の上方修正幅が大きい銘柄には積極的な買いが入っている。2月10日に日米首脳会談を控え、様子見ムードも強い。
米国金利については、賃金が上がらないため、追加利上げへの切迫感はあまり感じられない。当面、FRBはトランプ大統領の経済政策と経済への影響も見極めようとするはずであり、利上げを急ぐ状況にはない。次の利上げは、3月は見送られ、早くて6月になるとうい見方が有力となれば、2017年前半は利上げによるドル高進行というシナリオは現実味が薄れてくる。つまり、この観点からはドル高よりも円高に振れやすいということだ。
33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、鉱業(2位)、輸送用機器(3位)、保険(4位)、小売(5位)となった。
TOPIX -4 @1,516
日経平均 -66円 @18,911円
円高の進行を受けて、TOPIXも日経平均も小幅安となった。時の利は「売り」、株価サイクル④(反落を試す)が続いている。欧米の政治リスクが意識され、円相場は一時1ドル=111円台半ばまで円高・ドル安となった。輸出関連株が売られ、指数を押し下げた。大多数の銘柄は下げたが、東証1部の値上がり銘柄数は全体の約3割あり、全面安だったわけではない。17年3月期通期予想の上方修正幅が大きい銘柄には積極的な買いが入っている。2月10日に日米首脳会談を控え、様子見ムードも強い。
33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、鉱業(2位)、輸送用機器(3位)、保険(4位)、小売(5位)となった。