最近、世界の債券にちょっと注目している。
債券といえば、基本的には株価と逆の動きをするが、
ここ数年は中央銀行がマイナス金利を導入したりで、その限りではない。
それでも、株とは異なる動きをすることが重要だ。
世界債券のファンドやETFに投資するとなると、
当然ドルやユーロ等の為替に左右される。
これは裏を返せば、円の動きに左右されるワケだが。
もし為替の動きをある程度消せるなら、
債券の値動きのみを見ることができる。
(為替+債券の値動きが重なっているから動きが読みきれないのであって
どちらか片方にすれば読みやすくなるのでは? という打算もない訳ではない)
為替の動きを消す、となればご存知ヘッジ。
世には、ヘッジ有のグローバル債券ファンドがある。
ってなわけで、今回は、日本を除くグローバル債券のインデックスファンドを調べてみた。
といっても、そのインデックスファンドの数は意外に少なく、
モーニングスターで調べる限りでは6本。
ETFについてはこの分野はないようだ。
6本中、3年以上運用されているファンドを比べてみると…
1年でも0.2%、3年の年率でも0.09%と、差があまりない。
ヘッジ付きなので為替変動の要素がほとんどないし、
債券なので株ほど変動リスクが少ないことが理由だろう。
なので選ぶとしたら、純資産額や購入手数料、信託報酬で決めれば良さそうだ。
ついでに、ヘッジ付きの世界株式とチャート比較してみた。
(比較チャートはモーニングスターを利用。期間は3年。比較対象は野村インデックスでそれぞれ比較)
完全な逆相関、とはいかないものの、
異なる動きをしていることがわかる。
あるときは株、あるときは債券、そしてまた あるときは休むも相場が良さそうだ。
え?
リバランスをちゃんとやるバランスファンドを買えばいいじゃないかって?
…お後がよろしいようで!