米国株、ダウ3日ぶり反発 堅調なHPが支え、住宅公社は急落

kuma_kuroiwaさん
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 20日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。前日比68ドル88セント高の1万1417ドル43セントで終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりの反発で、終値は4.72ポイント高の2389.08。前日夕に予想を上回る決算を発表したパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)が堅調で相場を支えたが、米住宅公社株の急落が重しとなった。
 2営業日でダウ平均が300ドル超下げた翌日とあって値ごろ感や自律反発狙いの買いが入りやすかった。原油先物相場の続伸でエネルギー株が買われたことも支援材料。ダウ平均の上げ幅は100ドルを上回る場面があった。ただ米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)への公的資金投入による救済が近いとの見方が強まり、株主価値が大きく失われることへの懸念から両公社の株価が大幅に続落。相場全体の足かせとなった。



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