ドリーミー✩キャッツさんのブログ
相場(株式情報提供各社の展望) 2017年
■2017年に最も注目される人物は誰か。この問いに、金融市場参加者はどのように答えるだろうか。
筆者の勝手な憶測で上位3人を挙げれば、1位は文句なくドナルド・トランプ次期米大統領だろう。米国で政権が交代する、しかも初のビジネス業界からの大統領就任に、世界の注目が集まっている。トランプ氏の一挙手一投足に反応して相場が変動する可能性は高い。
2位はジャネット・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長ではないか。FRBは12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定。同時に発表されたFOMCメンバーによる政策金利見通しで、2017年に3回の利上げが予想されていたことが話題となった。
3番目に注目される人物は、2017年に欧州で選挙が相次ぐことを考慮すれば、秋に連邦議会選挙を控えるドイツのアンゲラ・メルケル首相が有力だ。
メルケル氏は12月6日、与党キリスト教民主同盟(CDU)の党大会で党首に再選された。ただ、その後12月19日に起きたベルリンのトラック突入事件により、容疑者とみられる人物が難民として入国していたことから、メルケル氏の「難民受け入れ」に対する批判も強まっている。同氏は欧州連合(EU)の要として統合を進めてきただけに、選挙動向には世界の注目が集まるだろう。
尾河眞樹 ソニーフィナンシャルホールディングス 執行役員・金融市場調査部長
(ロイターより抜粋)
■世界同時株安という波乱に始まった2016年は、6月の英国の欧州連合(EU)離脱選択などの悪材料が重なったが、11月の米大統領選挙後はトランプ次期政権の政策期待を背景とする円安・株高に終わった。その勢いは、年初から続いた円高・株安の多くを取り戻すほどだった。
2017年の世界経済と市場は、基本的には2016年終盤の流れを引き継ぎ、トランプ政権の政策運営に左右されることになるだろう。
最も楽観的なシナリオは、市場が期待を寄せる大規模減税や巨額のインフラ投資、金融規制の緩和などが具体化する一方、保護主義的な政策を抑制し、米国経済が金利上昇とドル高を吸収しながら、力強さを増すことだろう。新興国経済には、金利上昇とドル高の副作用である資金流出、債務返済負担の増大という減速圧力が加わるが、米国経済の成長加速で需要面からは下支えられる。
(東洋経済オンラインより抜粋)
■2016年の重要日程はほぼ一巡しました。年始年末は売買代金の縮小が予想されるうえ、ここ最近は年初に株価が下がる傾向もあり、当面は注意して市場に参加する必要がありそうです。
こうした中、「225の『ココがPOINT!』」では2017年の日経平均株価を占ってみました。予想は以下の通りです。
●安値・・・・17,500円前後(4~6月頃)?
○高値・・・・22,000円前後(7~9月頃)?
(SBI証券より抜粋)
■・【日本株】日経平均、景気回復で2万2500円も 海外リスクには警戒
・【為替】円、一段安と反転上昇で見方割れる 米政策にらみ
・【商品】原油50ドル台で上値重く金は低迷か
・【長期金利】ゼロ%に固定のままか リスクは蓄積
・【米市場】トランプ相場は年前半で息切れ 変動率高まる
・【欧州市場】選挙の年で政治リスク意識 ECBの動き焦点
・【中国株】資金は株へ 住宅と債券のバブル
〔日経QUICKニュース(NQN)より抜粋〕
■外資系証券では2017年の日経平均株価について、2万1000円とする予想が目立っている。ゴールドマン・サックス(GS)証券、JPモルガン証券、メリルリンチ日本証券がいずれも同水準までの上値余地を見込む。
GS証はTOPIX(東証株価指数)では12カ月後の目標値を1660ポイント(29日終値1518ポイント)とした。17年の主な買い手は国内投資家を想定。事業法人による自社株買いと公的年金、日銀のETF(上場投資信託)購入を合わせて19兆円超の買い余力を見込んでいる。
中略
調査機関 見通し 高値時期
ゴールドマン・サックス 2万1000円(TOPIX1660) 年末
JPモルガン 2万1000円(TOPIX1650) 年前半
メリル日本 2万1000円(TOPIX1680) 年末
(モーニングスター社より抜粋)