年全体の感想
2016年の日経平均株価は1月から勝てないという異常事態から始まる波乱の幕開け。
不調のまま2月にはチャイナショック、復活した6月にはイギリスのEU離脱問題、10月にはアメリカ大統領選の行方で右往左往した後に急騰して、最後はやや失速したものの5年連続プラスという結果で大納会を迎えました。
自己保有銘柄も出だしから振り回される展開でかなりの大苦戦。最期までプラスになるかどうかという状況でした。
自己保有は全48銘柄中、上昇が28、変わらずが0、下落が20
勝敗数では136勝109敗の勝率55.5%。金額的には配当や優待などを入れると14%ほどのプラス。
年初からの売却および含み評価損益:+5.31%
ランキング
自己保有銘柄の含み損益、今月の騰落パフォーマンスランキングは以下の通り。
コード
銘柄名
前年比
評価損益
勝率
6670
MCJ
+295.277%
+351.97%
54.29%
2354
安川情報システム
+243.1%
+212.46%
50.20%
2170
リンクアンドモチベーション
+184.242%
+160%
42.04%
6264
マルマエ
+98.5%
+230.71%
53.47%
6050
イー・ガーディアン
+73.09%
+73.09%
48.99%
2462
ジェイコムホールディングス
+56.61%
+165.65%
48.57%
7832
バンダイナムコホールディングス
+55.177%
+169.2%
49.80%
6044
三機サービス
+42.24%
+42.24%
45.27%
7744
ノーリツ鋼機
+33.904%
+19.72%
48.16%
7725
インターアクション
+32.733%
+58.82%
46.53%
7974
任天堂
+28.841%
-9.08%
52.65%
8591
オリックス
+27.55%
+27.55%
51.14%
1780
ヤマウラ
+19.758%
-2.27%
53.88%
8306
三菱UFJフィナンシャル・グループ
+18.07%
+18.07%
50.43%
3796
いい生活
+17.285%
+4.82%
46.94%
9438
エムティーアイ
+16.16%
+16.16%
52.44%
2768
双日
+15.905%
+61.36%
45.71%
2307
クロスキャット
+14.495%
+7.87%
51.02%
9757
船井総研ホールディングス
+13.199%
+122.4%
48.57%
4824
メディアシーク
+11.919%
-18.66%
46.12%
7438
コンドーテック
+10.66%
+10.27%
47.76%
4716
日本オラクル
+8.466%
+107.69%
49.39%
4826
CIJ
+6.859%
+9.77%
47.76%
3048
ビックカメラ
+6.576%
+142.63%
46.53%
8411
みずほフィナンシャルグループ
+3.35%
+3.35%
46.96%
7863
平賀
+2.96%
+2.96%
60.00%
6727
ワコム
+1.533%
-53.42%
46.94%
4319
TAC
+0.89%
-31.95%
44.48%
2773
ミューチュアル
-1.27%
-1.27%
46.36%
8304
あおぞら銀行
-2.14%
-11.56%
46.53%
9479
インプレスホールディングス
-3.68%
-34.56%
40.82%
5990
スーパーツール
-6%
-14.6%
42.86%
4568
第一三共
-6.22%
+25.08%
48.98%
8708
藍澤證券
-7.43%
+31.73%
48.57%
4985
アース製薬
-8.29%
+83.11%
51.02%
2404
鉄人化計画
-12.56%
-12.56%
38.13%
4722
フューチャー
-13.77%
+55.91%
51.84%
8914
エリアリンク
-14.09%
-8.98%
42.45%
8267
イオン
-16.04%
+25.26%
47.76%
3071
ストリーム
-25.75%
-33.33%
40.00%
7746
岡本硝子
-30.54%
-36.73%
42.45%
3021
パシフィックネット
-32.44%
-18.23%
46.53%
5381
Mipox
-35.91%
-40.23%
44.90%
3857
ラック
-38.34%
-8.57%
48.98%
3668
コロプラ
-55.06%
-61.1%
45.31%
2681
ゲオホールディングス
-59.69%
+48.37%
47.35%
6634
ネクスグループ
-78.67%
-34.78%
42.04%
3723
日本ファルコム
-106.89%
+256.16%
45.31%
—
全銘柄
+0.943%
+31.43%
55.51%
上昇と下落で目立った銘柄
上昇率20%以上は、MCJ,安川情報システム,リンクアンドモチベーション,マルマエ,イー・ガーディアン,ジェイコムホールディングス,バンダイナムコホールディングス,三機サービス,ノーリツ鋼機,インターアクション,任天堂,オリックスの12銘柄。今年購入した銘柄が3つランクイン。金額ベースでのプラス寄与率はイー・ガーディアン、マルマエ、MCJ、安川情報システム、バンダイナムコホールディングスが上位銘柄。新旧の銘柄がしっかり頑張ってくれた印象ですね。
下落率20%以上は、日本ファルコム,ネクスグループ,ゲオホールディングス,コロプラ,ラック,Mipox,パシフィックネット,岡本硝子,ストリームの9銘柄。金額ベースでの寄与率はネクスグループ、ゲオホールディングス、ワコム、ラック、パシフィックネットが下位銘柄。昨年好調だった銘柄がかなり失速してしまった感じです。
2016年プレイバック
・1クール(1~3月)
1月:スタートダッシュ失敗
3週目まで落下し続ける異常事態でポートフォリオは大苦戦、あっさり年初来は-13%も下げました。1月22日には今年2番目のリバウンドで少し戻しましたが、本当に歴史的な日経平均株価の弱さに1年間の不安が出たのを覚えています。
唯一頑張りを見せていたのは昨年末に上昇したさくらインターネット。(すぐに売却)
さらに銀行株2銘柄を4週に買った瞬間にマイナス金利発表で大幅下落という泣きっ面に蜂状態。
2月:チャイナショックで今年最大のピンチ
9・10・12日と連続で約5%、7%、9%に近い下げを記録。1月で弱っていたところでこれを食らったため、マイ転。たった1か月半でまさか30%以上のプラス分があっさり消える値動きに呆然とするしかありませんでした。
2月15日は今年最大の上昇でリバウンドもダメージは大きく瀕死状態。
オリックスを購入したすぐは期待通りの強さを見せていましたがチャイナショックでマイ転。いい生活とジェイコムHDが上昇も、ラックが急ブレーキ。銀行株は前述の通り全面安。
3月:リバウンドが続く
1月2月をほとんど戻すような強さでしたが、もう一歩及ばず。
ジェイコムHDが引き続き、3月に躍進。マルマエとノーリツ鋼機・船井総研HDが続いた。
・2クール(4~6月)
4月:前月リセット、腐れ縁を切る
強い戻しの前月分をほぼリセット。ほぼ全面安でした。フューチャーが特にひどい下げ。
ハドソンから保有していたコナミに愛想を尽かし、プラスになったのを理由に手放した。
5月:一進一退、未来のエース登場
1週ごとに一進一退を繰り返しながらもなんとかプラス。
マルマエ・・メディアシーク・バンダイナムコホールディングス・MCJが急騰。
ゲオが大幅下落でここから本格的に下降開始。
ミューチュアルとイー・ガーディアンと三機サービスを購入。
6月:激震!イギリスEU離脱問題
今年最大の下落を記録した月で再び-13%まで下げる。
年間ワースト10のうち3つがこの月。その代りベストも3つあるという上下に激しいながらも弱かったと言えます。クロスキャット・エリアリンク・メディアシークが強さを見せた。鉄人化計画を購入。
・3クール(7~9月)
7月:ポケモンGOが話題も回復の時
6月の下落分を吸収できないままながらも上昇。
ポケモンGOがリリースされ、任天堂が数年ぶりにプラ転。(すぐにマイ転)ジェイコムHDとイー・ガーディアンの頑張りを続落するメディアシークが食らい尽くす格好。
8月:新エース頭角と決算絶望
エムティーアイを購入。
イー・ガーディアンが期待以上の働きを見せ、安川情報システムも急騰してまさかのプラ転。この2巨頭がずっと全体を引っ張ることに。
チャートが良くなってきたワコムをナンピン、しかしその後壮絶マイナス決算で大幅下落で完全に足を引っ張る。ジェイコムHDが良決算でも大幅に下がるなど決算が良くても悪くても下落するひどい展開でがっかり。
9月:マイナス常連銘柄が覚醒
MCJと安川情報システムが続伸、とにかく目立ちました。
・4クール(10~12月)
10月:連勝が続く飛躍
6連勝・5連勝などとにかく連勝が目立った月。
安川情報システム・インターアクション・マルマエ・イー・ガーディアン・三機サービスが強かった。リンクアンドモチベーションも復活。
11月:出だし4連敗からの波乱
アメリカ大統領選の情報が流れるたびに右往左往するような不安定な相場。
11/9に急落、翌日に急騰という流れからのトランプ相場開始。
前半の弱さをなんとか後半で追い上げた形でした。
MCJ・リンクアンドモチベーション・ビックカメラ・マルマエ・三菱UFJフィナンシャル・グループの活躍が目立ちました。メディアシークがガッカリ決算で大幅下落。
12月:日経平均株価非連動で苦戦
日経平均株価の続伸とは違って、新興株がとにかく弱すぎる展開で上昇力のなさを露呈。全体的に上げてはいたものの、マルマエ・メディアシーク・ネクスグループなどが完全に足を引っ張る。結局ほぼプラスマイナスゼロに近い結果に。平賀を購入。
・今年のプラ転・マイ転
プラ転:安川情報システム・リンクアンドモチベーション・クロスキャット・コンドーテック・ノーリツ鋼機・いい生活
マイ転:ネクスグループ・パシフィックネット・ラック・エリアリンク
今年のまとめと来年の展望
本当に難しい1年で、苦しい思いをした記憶が強いです。
今年かった銘柄は比較的成績が良かったのは収穫でした。
来年はトランプ政権の動きと日本政府の対応に注目したいですね。ただ過熱感のある状態で年越しを迎えたので、来年早々の下落が怖いところ。今年以上に難しい相場になりそうですが、反省を踏まえて戦いたいところ。