皆川家[編集]
皆川 真利子(みながわ まりこ)
演 - 佐藤仁美
阿須田家の隣家の主婦。39歳。息子を溺愛するヒステリックな教育ママ。阿須田家と友好な近所付き合いをする気はなく、顔さえ見れば嫌味ばかり言うので、翔や海斗から「隣のババア」「クソババア」と呼ばれ嫌われている。
夫の功とは大恋愛で結ばれた際「お前だけを愛する」とプロポーズされたため、浮気を三田や翔に指摘されても「そんな人が私を裏切るわけがない」と言っていたが、実際は半信半疑であったらしく、阿須田家を去った三田が家政婦として派遣された後、三田に功の浮気調査を命令不倫が明らかになってからは自暴自棄になり、一家心中を命令する。この自業自得な行動が原因で功と離婚し、翼の親権も奪われた上に家も追い出されるも出て行く直前に遭遇したミタを逆恨みし暴言を吐いていた。最終回で翼との面会を頼むも拒否され絶望していたが、三田や阿須田家の言葉により希望を取り戻し、いつか一緒に住めるようにすることを約束した。
皆川 翼(みながわ つばさ)
演 - 中西龍雅
真利子の息子で、希衣の同級生(5歳-6歳)。母親の影響で幼稚園ではいじめなど問題行動を繰り返しているが、幼いながらも父親の不倫に悩んでいる。三田の心中未遂騒ぎにより両親が離婚。その後は父親の親権となり、面会を断られ絶望していた母と共に三田や阿須田家の言葉により希望を取り戻した。
皆川 功(みながわ いさお)
演 - 池田政典
真利子の元夫。真利子と結婚した事を後悔しており、夫婦仲は冷え切っている。真利子との息苦しい結婚生活に嫌気が差して若い女性と不倫しており、真利子には気づかれていなかったが、翼や三田にはばれていた。愛車は、スバル・レガシィ(BH5)。真利子から家族全員この家ごと燃やしてくれと頼まれたことを三田から聞かされた時には「翼の命をなんだと思っているのか」と怒鳴り、この件で真利子と離婚。真利子を家から追い出し翼の親権を握ることになった。
三田の親族[編集]
三田 直也(みた なおや)
演 - 神尾佑
三田の夫(満37歳没)。職業は医師(病院のない発展途上国でのボランティアが主)で、三田のドクターズバッグは彼の愛用していた形見。三田を心から愛し、彼女との間に息子・純を儲け幸せに暮らしていたが、三田の異父弟・美彦のストーカー行為を咎めた為、逆恨みされ放火により焼死。三田が再び阿須田家で働き始めてからたびたび息子と共に幻覚として現れる。
三田 純(みた じゅん)
演 - 藤本哉汰
三田の息子(満6歳没)。顔は父親に似ている。美彦の放火により、母に助けを求めながら父とともに焼死。三田の帽子と腕時計は彼の形見。生きていれば翔と同い年(中学2年)。宇宙飛行士を夢見ていた。
二人とも『さよなら「家政婦のミタ」特別版』に映る墓から、放火され亡くなったのは2004年12月21日(放送日の2011年12月21日から7年前)である。
三田の義母
演 - 赤座美代子
直也の母親。放火によって息子と孫が亡くなったのは三田の所為だと思い込んでおり、葬儀の場で三田を「もう謝らなくていいから、死ぬまで二度と笑わないで」と罵倒する。墓参りのとき、阿須田家の兄弟達がこの事を問い詰めたところ「言った覚えがない」と忘れていた。
三田の義父
演 - 須永慶
直也の父親。葬儀の場で激昂する妻を止めに入ってはいたが、内心では妻同様に三田を責めていた。
市川
三田の実父。三田が幼少期に川で溺れたのを助けようとして溺死した。溺死する前は並みの会社に勤めていた。
仁村(三田の実母)
旧姓:市川。幼少期は三田の才能を認め可愛がっていたが、夫の死を三田のせいのように思い込み、彼女を疎むようになる。その後、再婚して美彦が産まれると彼だけを可愛がる差別的扱いをする。三田が成長し結婚した後、美彦が家に放火し、義理の息子と孫が焼死し、美彦も自殺すると、直也の母親同様に三田を責め立て、彼女の心に深い傷痕を残す。現在の消息は不明。
仁村(三田の義父)
三田の母親の再婚相手。若くてハンサムであった。大企業の二代目社長であるため、経済的にも良かった為、不自由はなかった。結婚するきっかけは、美しくて家柄も良いのを見初めたから。初めの妻との関係は良かったものの、美彦が生まれるにつれ冷え切っていった[注 5]三田に劣情を抱いており、それはエスカレートしていき、ついには三田の寝室にも入ってしまう。だがそれも妻にバレたことを感づいており、ほとんど家に帰ってこなくなる。それと同時に、会社の経営がうまくいかなくなり、会社に泊まりこむことが多くなってしまう。現在の消息は不明。
仁村 美彦(にむら よしひこ)
三田の異父弟。幼少期には三田にとても可愛がってもらっていたが、成長に伴い姉に異常な愛情を抱くようになり、ストーカー行為を始める。それを知った直也から「もう二度と現れるな」と宣告されたため逆上し、家に放火して直也と純を焼死させ、自分も三田をあざ笑うかのように自殺する。
サワイホーム[編集]
サワイホーム株式会社
主に住宅の設計・施工・販売を行なっている架空のハウスメーカー・不動産会社である。
風間 美枝(かざま みえ)
演 - 野波麻帆
サワイホーム経理部勤務。恵一の元不倫相手。28歳。
かなり自分本位な性格の持ち主で、利己的な言動が目立つ。以前は不倫関係にあった恵一との略奪婚を考えていたが、凪子が自殺したことで状況が変わり、一転して彼との関係を解消するようになる。その後、恵一の失脚に伴い名取へ乗り換えようとするが、すぐに捨てられてしまう。さらに、彼から会社を辞めるように促され、サワイホームを退社する羽目になった。
田舎へ帰る直前、最後の頼みの綱として恵一にすがるものの、父性に目覚めた彼に出された「母親になってくれるなら」という条件を受け止めきれずに帰省する。しかし、実家で親と喧嘩をして再び上京する。恵一との関係で凪子を死なせたことを悔やんでいたが、希衣の言葉に助けられる。
名取(なとり)
演 - 関戸将志
サワイホーム営業部勤務。恵一が務めていた虹が丘ニュータウンプロジェクトリーダーの後釜。
非常に腹黒い性格で、当初は恵一を尊敬しているように見えたが、美枝との関係が発覚してプロジェクトリーダーから外された以降、彼を表立って侮蔑するようになる。
その直後、会社内で孤立し落ち込んでいた美枝と交際を始めたが、単なる遊び目的で優しく接していただけにすぎず、すぐに彼女を捨てて常務の娘と婚約したことが原因で恵一に殴られる。しかし、その常務の娘も本心では別の男(大場)と愛し合っており、結婚式の最中に式場から花嫁を略奪されるという醜態を晒し、最終回で痛烈なしっぺ返しを食らった。
その他のスタッフ
住谷(すみたに) - 増田雄二(サワイホーム営業部、虹が丘ニュータウンプロジェクトメンバー)
今田(いまだ) - 白石唯菜[注 6](サワイホーム営業部、虹が丘ニュータウンプロジェクトメンバー)
大家 - 石田由紀子(サワイホーム営業部、虹が丘ニュータウンプロジェクトメンバー)
受付嬢 - 堀まゆみ(美枝に結が会いにきたことを伝える)
重役 - 滝澤晴幸、窪田圭志(恵一の虹が丘ニュータウンプロジェクトのプレゼンを聞き、絶賛する)
警備員 - 和田亮太(会社敷地内でビラを配布していた三田を制止する)
常務(サワイホーム常務。娘と名取を婚約させるが、結婚式当日に式場から大場により娘を略奪される)
常務の娘(名取と婚約したが、本心は大場と愛し合っており、結婚式に乱入した大場と手を取り合って駆け落ちした)
その他[編集]
小沢 拓也(おざわ たくや)
演 - 斉藤秀翼
英成学園高等学校3年生(18歳)。写真部部長で結の元彼氏。大学の推薦が決まっている。
当初は、結と仲睦まじい関係を築いていて、第3話で両親の留守中に関係を持つ。しかし、阿須田家の家庭問題ばかり相談するようになった結に対し、次第に嫌気が差すようになり、第6話で他の女子生徒を自宅に誘っている現場を結に目撃され、後に破局に至った。
大場(おおば)
演 - 勝地涼(友情出演)[注 7]
うららの見合い相手。何でも思った事を正直に言ううららに好意を持ち、結婚を前提に交際を申し込むが、自分の本心に気づいたうららに結婚式をドタキャンされてしまう。しかし本当はサワイホームの常務の娘と愛し合っており、うららの行為を恨むどころか逆に勇気付けられたと礼を言い、常務の娘の結婚式に乗り込み、彼女を奪還した。
みさわ幼稚園保育士 - 沢井美優
三田がよく行く遊園地「こどもスターランド」のファーストフード店員 - 森田彩華
桝太一(本人役、日本テレビアナウンサー、『ZIP!』キャスター[注 8])
ゲスト[編集]
第2話
古田
演 - 大朏岳優
横浜市立新藤が丘小学校6年生。海斗のクラスメイトで、6年2組でのいじめの首謀者。普段は我が物顔で振舞っているが、三田や海斗の迫力に怖気づくなど度量が低い典型的な小悪党。冒頭で三田が言った「弱いものを徹底的にいじめ、強いものには尻尾を巻いて逃げだす人間」そのもの。
古田の仲間
演 - 吉田翔、内田純
尻馬に乗っていじめや万引きをしていたが、古田が三田に襲われた際は助けようとせず、一目散に逃げ出した。
6年2組担任
演 - 矢柴俊博
海斗のクラス担任で、典型的な駄目教師。クラスの問題に全く気づいておらず、「いじめなんてありえない」と言った為、海斗からアホ呼ばわりされる。古田からは陰で「鈍い担任」と馬鹿にされていた。
エアガンショップの店員
演 - 森山米次
商品を万引きされそうになるが、三田に助けられる。
第3話
天野
演 - 春風ひとみ
英成学園高等学校世界史教師。うららの同僚。結のクラスである2年A組担任。
2年A組生徒
演 - 井手雅紀、飯田のえる
遅刻してきた結を「朝帰りした」とからかいケンカとなる。
第5話
バスケットボール部員
演 - 岡田隆之介、桑代貴明
翔がキャプテンを務めるバスケットボール部の部員で同級生。家庭問題の鬱憤を晴らすかのようなスパルタ指導をしていた翔を辞めさせる。
警察官
演 - 渡辺憲吉
翔がゲームセンターで補導された際に、事情聴取を行う。
ゲームセンターの店長 - 内藤浩次
レストランのウェイター - 野田一馬
遊園地に来ていた親子の母親 - 堀尾若奈[注 9]
第6話
拓也に誘われた女子学生 - 鈴木米香
結をナンパした男性 - 齊藤陸
第8話
病院の看護師
演 - 大杉亜依里
義之の入院する病院で看護師をしている。
レストランの店長
演 - 比佐一成
阿須田家と結城家が三田と食事をする予定だったが、うららが日付を間違えて1ヵ月後に予約していた。
第9話
建築会社の社長
演 - 半海一晃
恵一が再就職する事となった建築会社の社長。差し入れを持ってきたうららが恵一と話している所を見て「ラブラブ確認? ラブラブ確認?」と指さし確認のように言ってからかう。
功の不倫相手 - 吉川まりあ(写真のみ)
第10話
大場の父親 - 岩崎奏次郎
大場の母親 - 高橋育代
ホテルのスタッフ - 吉沢志央