先日、地方新聞でみた記事がすごく印象に残った。
「思想家・内田樹氏」の投稿。
思想家って聞くと「右」か「左」かと思うが、私はあまり関心がない。
「象徴」と位置付けられ、日本国憲法の下で、その地位は守られているが、限られた中でしかない。
高齢により、象徴という務めを、十分に果たせ得ない事を「退位の理由」に掲げた事をこの論者は論じている。
私も同感だ。
決して、天皇は、政治の道具であって欲しくない。
お気持ちや表現、退位を「憲法違反」などという、学者たちの意見は、あくまで天皇制の形成過程の中であり、「違反」などと言ってほしくない。
この論者の中に「年を取って、身近な人を失い始めると、死者が実は身近にあって自分達を見守ってくれていることが身にしめて実感される」と書いている。
心の置き場…
神かな…