はるるっぴさんのブログ
ロボット・トレーディングによる踏み上げ相場
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)
〇E-MINI S&P 500 STOCK INDEX
直近の機関投資家のポジションを見ると
(買い比率)
12月 6日 55.6%
11月29日 57.2%
11月22日 56.4%
アメリカでも機関投資家、個人投資家は結構売っています。
NY株も史上最高値を更新していますが、中身を見ると機関投資家は弱気であることが
わかります。NY株の急騰も空売りの買戻しが相当入っていることが推測できます。
去年の2015年7月始めに、この数字が70%のときがありました。
その後、NYダウは
18120ドル(2015年7月16日)⇒15,666ドル(2015年8月25日)
結構下がりました。
機関投資家が強気になったら注意が必要です。
最後に押し出されて買いにくる投資家がたくさん出てくれば、
大相場はいったん終わるでしょう。
〇個人、逆張り姿勢鮮明(日経新聞より)
『株式市場で個人投資家の逆張り姿勢が鮮明になっている。信用取引の売り注文が増えると発生する「逆日歩」が付いた銘柄数は7年8カ月ぶりの高水準にある。
信用売り残高も7年ぶりの規模に膨らんだ。トランプ相場で株価が急上昇し、先行きの下落を予想する個人が増えているためだ。』
(11月30日日経新聞の記事より)
空売りをしている投資家にとっては、背筋が寒くなるような記事です。
ここで気づいた売り方の投資家は、あわてて買い戻したと思います。
逆日歩情報は日証金が毎日発表するので、チェックしてもよいでしょう。
個人が信用で売れば売るほど株価は踏み上げられやすくなるので注意が必要です。
〇ファーストリテイリング
12月10日にファーストリテイリングの記事が日経新聞マーケット欄の銘柄診断に
記載されていました。
簡単に内容を書くと
気温の低下で「ウルトラライドダウン」なお冬物衣料の販売が伸びた
一段の円高進行により原材料価格の上昇は一服している
今年に入って商品の値段を下げたことで、節約志向を強める顧客のニーズをとらえるようになり、来店が増えている
専門家は今後の値動きも堅調と予想する
2015年12月の高値(50080円)が次の目安になるという・・・
天下の日経新聞のこの記事を読んで「なるほど~」と思う投資家がいればビックリします!
木刀勝負の専門家はこれでよいかもしれませんが、真剣勝負している投資家は違います。
ファーストリテイリング株は日経平均株価を操作するためのツールとして
複雑な形で利用されています。
ファンダメンタルズから説明する時代遅れの専門家は、ある意味すごいと思います。
マーケットを攪乱しているヘッジファンドのロボットは、ファンダメンタルズ無視です。
〇FOMC
12月13日~14日まで米FOMCです。
世界中の投資家が注目するイベントです。
どうなるかわかりませんが、仮にFOMCが利上げすると「マネーが縮小」し、マネーの
総量が減っていくことになります。
「投資資金の量」が減るので、マネーの逆回転が起きやすくなります。
ただ、イエレン議長の記者会見内容などで、すぐにそうなるかどうかわかりませんが、
利上げは、株価上昇のマイナス材料になります。当然のことながら注意が必要です。
もっとも利上げの後、再び個人の空売りが一杯入れば、株価にはプラスになります。
投資家心理を予想することは難しいです。
専門家は、アメリカの景気が良いから利上げするので、「利上げは良いことです!」と
説明していますが、本当にアメリカの景気はよいのでしょうか。
丁寧にデータを見ると必ずしもそうではないことがわかります。
(FRBは、将来利下げするために利上げするだけ)
〇簡単なまとめ
日経平均のテクニカル的には、バブル的なエリアに入ってきたかと思います。
チャートで見たら、こんな高いところで買うのは恐ろしいという感じです。
東証一部の銘柄で、逆日歩の銘柄が多いです。今は買われ過ぎだと考える投資家が多く、
空売りしているけど逆日歩で持ち上げられて買戻しを強いられている状態で、日経平均が上昇しています。
トランプショックの急落から3,000円も上昇
短期間で、バブル的上昇相場。
トランプ勝利すると、円高&株安と言っていたマスコミの正反対の大相場になっています。
トランプ勝利の日が底。
しかし、こんな買われ過ぎは、いつか修正される可能性が高いです。
12月13日~14日まで米FOMCです。
雰囲気的には、アメリカ利上げする可能性が高いから上昇しているように思います。
利上げ発表したら、材料出尽くしで反転下落するのか、それとも再度上昇するのか?
ロボット・トレーディングによる踏み上げ相場はどこまで続くのか?
結果は神のみぞ知る