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米国株、売り優勢で始まる
米国株、売り優勢で始まる ダウ53ドル安 利益確定売りが先行
2016/11/16 23:56
米国・欧州株概況
【NQNニューヨーク=横内理恵】16日の米株式相場は売り優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比53ドル21セント安の1万8869ドル85セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同17.066ポイント安の5258.555で推移している。ダウ平均は15日まで7日続伸しており、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが先行した。前週以降にトランプ次期政権の経済政策の恩恵を受けるとの思惑から買われてきた金融や一般産業関連銘柄などに売りが出ている。
外国為替市場では朝方に円安・ドル高が進む場面があった。米東部時間の早朝には一時、1ドル=109円76銭と6月1日以来およそ約5カ月半ぶりの安値を付けた。ドル高が続けば輸出業種など米企業業績のマイナス材料として意識されやすくなる。
朝方に発表された10月の米卸売物価指数(PPI)は前月比横ばいで、0.3%程度上昇するとの予想を下回った。米鉱工業生産指数も横ばいで、市場予想に届かなかった。現時点では指標を手がかりとした取引は目立たない。
セントルイス連銀のブラード総裁が英国での講演で、短期の米景気見通しは変わらないとして12月の利上げに前向きな姿勢を示したと伝わった。目新しい内容ではなかったとして相場の反応は限られた。
四半期決算が市場予想に届かなかったホームセンターのロウズが安い。増配を発表した食品のシスコ・コーポレーションも下げている。ダウ平均ではゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが下げている。
四半期決算が市場予想を上回ったうえ、業績見通しを引き上げた小売りのターゲットが大幅高。アナリストが投資判断を引き上げたと伝わった映画・娯楽のウォルト・ディズニーも高い。ビザなども高く始まった。
日経新聞
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