15日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は続伸。前日比43ドル97セント高の1万1659ドル90セントで終えた。原油先物相場の下落を受けて米景気懸念が和らぎ、買いが優勢となった。一方、ナスダック総合株価指数は小反落し、同1.15ポイント安の2452.52で終えた。前日に6月以来の高値を付けた後とあって、利益確定売りがやや優勢となった。
原油先物相場が一時111ドル台と5月初め以来の安値を付け、企業業績や個人消費の押し上げにつながるとの期待を誘った。8月のニューヨーク連銀景気指数が4カ月ぶりにプラスに転じ、市場予想を上回ったことも支援材料。市場予想を上回る決算を発表したJCペニーなど小売り関連株の一角が堅調に推移した。ダウ平均は90ドル超上げる場面があった。


