URBAN スワップ取引で波紋 情報開示に疑問の声

アーバンの民事再生法適用申請に関してはいろいろ取りざたされているが、今朝のNK新聞に表題の見出しの記事が出ている。

アーバンはBNPバリパと「スワップ」取引契約を締結し転換社債型新株予約権付社債発行による300億円の資金調達をしようとしたが、資金調達額が実質的に90億円にとどまっていた。
にも関わらずアーバンに300億円全額が払われたように見えていた点が問題視されている。「市場参加者に対して、財務体質改善につながるという間違ったメッセージを発したことになる。」との指摘だ。

アーバンは「取引の仕組みに問題はなかった。」と言い、BNPは「守秘義務上コメントできない。」と・・・

アーバンがスワップ取引契約の存在を開示したのは、13日の再生法申請と同時だった。

・・・何か不信感が沸いてくる経緯だ。 今後の市場の健全化のために徹底的な追及が行われることを願わざるを得ない。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
yoc1234さん
転換社債は景気が悪いときは危ないですね。

来年になればいいでしょうが。

米国はもう気分的によくなっています。
こんばんは。

NK新聞がこの記事を書いてくれたことが出発点になることを願っています。

市場の信頼を取り戻すために当局の徹底的な捜査を期待したいです。

民事再生法適用申請の当日に発表し、役員全員が辞任するとは不可解です。

今後の展開を注意深く見守りましょう。
Newジェントルマンさん、こんばんは。

個人投資家には、300億円が払い込まれたかどうかを検証する手段がないので、これは詐欺といわれても仕方ないでしょうね。
資金繰りが厳しくなってきて、このような資金調達をする企業が増えてきているので、今回の件が市場の信用を失わせることになってしまったのではないかと心配です。
こんにちわ

取引自体の仕組み自体は問題ないのかもしれませんが、その事実を公表しなかったことの方が問題ですね。
しかも意図的にとなれば大問題でしょうね。

これがまかり通るようでは、だれも転換社債発行しようとする企業の株買わなくなるし、正常な企業活動の妨げにもなる恐れもあり、当局は動き出さないといけないと思いますがね。
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