押し目を探りに行っているが・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -28.97 @17,930.67, NASDAQ -47.16 @5,058.41)。ドル円為替レートは103円台前半での推移。本日の日本株全般は大きく続落した。東証1部では、上昇銘柄数が395に対して、下落銘柄数が1,512となった。騰落レシオは120.60%へ下げた。東証1部の売買代金は2兆3564億円。

TOPIX -21 @1,347
日経平均 -229円 @16,905円

米国大統領選挙の混迷とそれを受けた米国株式相場の下落と円高の動きを受けて、TOPIXも日経平均も大きく続落した。日経平均株価は一時300円強下げ、節目の1万7000円を約半月ぶりに割り込んだ。土壇場で急速に浮上したクリントン・リスクに市場は揺れている。クリントン氏が勝利しても、就任当初から低支持率や議会との関係などで政権運営に苦慮するというシナリオである。逆に、トランプ氏が勝利すれば保護主義が加速し猛烈な円高が日本企業を直撃する。

日経平均のチャートを見ると、株価が25日移動平均線を割り込んだ。現在、押し目を形成中と見ることができるが、通常の押し目として見ることができるのは、直前の押し目である9月27日安値@16,285円までである。この水準をも割り込んでしまうと押し目ではなく、反落の可能性が高くなってくる。

33業種中水産・農林と非鉄金属を除く31業種が下落した。下落率トップ5は、輸送用機器(1位)、保険(2位)、医薬品(3位)、海運(4位)、その他製品(5位)となった。



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