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投資顧問無料3674オークファン
3674 オークファン
【取引要項】
買いメドは1100円前後まで。想定の取り組み期間は2-3週間程度。想定目標株価@1250円付近への戻りを期待する。
一方、損切りについては900円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
後述のように11月11日に前期・本決算を予定どおりに発表の見込み。監査人の変更でも決算イベントを無事に通過できると、一連の不安にも終止符。11月11日までの約3週間程度で戻り分を利益確定売りしたい。
とくに安全取引を志向するときは、決算発表前の高値局面で換金売り。株価が想定目標を超過するような高値にならない限り、あまり材料出尽くしなどの下落リスクは高まらないと予想している。
(21日終値@1035円に対する目標株価の想定上昇率+20.7%前後。)
【推奨理由など】
国内最大級のネットオークション価格比較・相場検索サイト「aucfan.com(オークファンドットコム)」を運用。
「aucfan.com(オークファンドットコム)」では、オークション、ショッピングの商品及び価格情報の比較・検索・分析等ができるほか、過去に実際に取引された商品の価格や取引数など情報の閲覧ができる。買い手、売り手の双方がモノを売り買いする時の参考にすることができる。サービス利用のための訪問者は月間1500万人超。
自分が持つ品物の価値を把握したい、これから買う商品の再販価値(リセールバリュー)を知りたい、販売目的で商品を仕入れる際の仕入れ値の参考にする、マーケティングとして商品の価格トレンドを見極めるなど多用なニーズ、ウォンツからオークションデータが参照されている。
同社は300億超の独自保有データを軸に、BtoCのソリューション事業(ネットショップの一元管理)、CtoCのメディア事業(オークション商品、取引価格情報)に加えて、BtoBのマーケットプレイス事業(卸売り・仕入れ)NETSEAを買収。3事業が揃う。
E-コマース(消費者向け電子商取引)市場の拡大、またフリーマーケットなど野外イベントを含む店舗と利用者のマッチング=オムニチャネル化の拡大で、業績は良好に推移している。
8月中旬に発表済みの前期(16年9月期)第3四半期決算は、売上高18.8億円(前年同期比+109.4%)、営業利益2.6億円(+179.3%)、経常利益2.8億円(+203.5%)、純利益3億円(+17.5%)、1株当たり純利益30.6円実績だった。
増収増益の好決算の内容。
会社側の通期見通しは、売上高25.6億円(前期比+70.3%)、営業利益3億円(+77.6%)、経常利益3.1億円(+84.2%)、純利益3億円(+50.0%)、1株当たり純利益30.8円見込みとの比較では、通期計画に対する3Q実績は、売上高で73.4%、営業利益で88.1%と利益が高進捗率であった。
これらから10月14日に高値1572円を付けていた。
しかし、14日の夜に、会計監査人である有限責任あずさ監査法人との監査および四半期レビュー契約の合意解除、一時会計監査人に監査法人アリアを選任したことを発表した。
具体的には、前期中の売上高3000万円、営業利益で300万円の取引とその類似取引について、あずさ監査法人が追加的な監査手続きの実施申し入れがあり、重要性が低いと思われる特定取引について対象取引全担当者へのヒアリング調査実施を行い、監査費用が拡大することに株主利益の維持の観点から妥当ではないと同社が判断したことが理由として挙げられた。
これが既存株主の不安感になり、株価も高値圏にあったため、5営業日で△34%の株価下落と急落した経緯。
しかし10月18日安値971円の後、株価4桁を回復、現状は1000円台前半で軟調揉み合いながら、下値も限定的になっている。
前期・本決算は予定通りの11月11日に発表が行われる見通し。上記のように、金額も限定的な特定の取引が対象になっていたことから、本決算発表に向けての業績懸念も大きく広がる性質ではない見通し。
株価は短期的にテクニカルのリバウンドに向かうと考える。
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