14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。大引けは前日比66円25銭(0.51%)安の1万2956円80銭で、5日以来7営業日ぶりに節目の1万3000円を下回った。原油価格の上昇や金融機関の業績懸念で13日の米国株式相場が下落したことや、不動産会社のURBANが13日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されたことが嫌気された。不動産株や銀行株に売りが目立った。東証株価指数(TOPIX)も3日続落した。
もっとも、日経平均が13日までの2日間で400円余り下落した反動で買い戻しが入った。日経平均が1万3000円を下回る水準では年金基金による買いが見られたとの指摘もあった。このため、日経平均は取引時間中には上げに転じる場面もあった。


