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投資顧問無料6995東海理化電機製作所

6995 東海理化電機製作所
【取引要項】
買いメドは2160円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@2400円付近への戻りを期待する。
一方、損切りについては1800円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
(07日終値@2096円に対する目標株価の想定上昇率+14.5%前後。)

【推奨理由など】
トヨタ系の大手自動車部品メーカー。「運転席に座って手が届く」範囲の操作機器、制御装置を得意として、ステアリングホイール、集中コラムスイッチ等各種スイッチ、シートベルト、ギアノブ、ATシフトレバー、ワイヤレスキー、電動ドアミラーなどが主要製品。
社名は「理化学、電気、機械、なんでもやる」の精神から命名された。なお、8割程度がトヨタグループ向け、トヨタ依存度は高いと判断できる。
7月末に発表済みの今期(17年3月期)第1四半期決算は、売上高1098億円(前年同期比△3.4%)、営業利益81億円(+10.4%)、経常利益76.4億円(△4.6%)、純利益39.6億円(前期実績△3.4億円)、1株当たり純利益43.4円実績だった。
国内向けは、顧客企業の生産台数減少などの影響で、セグメント売上高は601億円(前年同期比△5.2%)、セグメント利益12.5億円(△52.1%)と厳しい状況だった。
北米向けは、円高影響が響き、セグメント売上高は280億円(前年同期比△11.6%)、セグメント利益22.9億円(△6.7%)だった。
一方、アジア向けは、円高影響はあったものの、タイやインドネシアでの主要顧客向け売上の増加で、セグメント売上高は276億円(前年同期比+6.5%)、セグメント利益15.7億円(+86.9%)と急速な利益改善が進んだ。
国内、北米市場が為替の円高影響から大苦戦。しかし、同社の第2四半期以降の想定為替レートはドル/円102円といっきに円高対策を進めてきた。
実勢レートとの比較でも、同社に限っては為替差損のマイナス発生はほぼ回避できる見通し(今後、米金融当局は、利上げに踏み切る公算。為替がドル高/円安方向に振れる期待が強まる)。
そしてリコール特別損失が消える関係で、同社の通期業績見通しは、期初段階でも、売上高4440億円(前期比△6.8%)、営業利益260億円(△24.9%)、経常利益270億円(△22.1%)、純利益185億円(+230.9%)、1株当たり純利益202.8円見込みと大きく増益の見込みだ。
しかし第1四半期実績は、慎重な会社計画を超過達成の可能性(中間期計画に対する1Q実績の売上高進捗率は、51.3%。営業利益進捗率は81.0%にもなっている。イーブンペースは50%)。
市場コンセンサスは、売上高4527億円(前期比△4.9%)、経常利益301億円(△12.9%)、純利益192億円(+243.4%)、1株当たり純利益210.5円予想と会社計画上振れの見方をしている。
これら今期の業績計画(予想)の利益水準から、株価は一段の上値追いに発展、想定目標2400円付近まで上昇すると考える。

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