紡績大手シキボウや山本香料など4社は、便を回収する衛生車(バキュームカー)から出る不快な臭いをチョコレートのような甘い香りに変える技術を共同開発したそうです。
シキボウや山本香料は2011年、悪臭を活用していい香りに変える香料の技術「デオマジック」を開発し、おむつやペット用商品などの消臭剤に使われてきましたが、ニーズのあった衛生車でも真空ポンプを動かす潤滑油に配合できるようにしたそうです。
潤滑油は、共同開発にも関わった衛生車製造の東邦車輛が10月から販売し、1缶(20リットル)3万5千円の予定で、小・中型衛生車で回収作業が約5回できる量とのことです。
全国で回収作業をする事業者に売り込み、2016年度は売上高約3億円をめざすそうです。
シキボウの担当者は「下水道など、ほかにも悪臭で困っている人は多い。今後も環境改善に貢献したい」と話しているそうです。
昔は汲み取り式の家に住んでいましたが、最近はうちの周りではほとんどバキュームカーを見かけなくなりました。
どんな臭いなのか、ちょっとだけ興味があります。
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