9月15日(木)
後場コメント No.3 アスクル、CTC、住友金属鉱山、スター精密、資生堂など
★13:42 アスクル-続落 ペット育成ゲームアプリ「ろはぺっと」提供開始
アスクルが続落。同社は9月15日、運営する一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」と連動した新感覚のペット育成ゲームアプリ「ろはぺっと」(iPhone・Android対応/無料)の提供を開始したと発表した。
「ろはぺっと」は、さらなるイノベーションを生み出すための仕掛けを目指し、2014年5月に設置した社内プロジェクトから誕生したアスクル初のゲームアプリ。入社2年目の新卒が発案し、プロジェクトリーダーとして企画立案から全体構成、デザイン案のほか音楽選定や運用に至るまで担当。
★13:48 伊藤忠テクノ-反発 ロボットの企業利用に向けた研究設備「RoBo-LAB」を開設
伊藤忠テクノソリューションズが反発。同社は15日、ロボットの企業利用を研究する検証設備「RoBo-LAB(ロボラボ)」を開設し、ロボットの導入を検討する顧客に向けた検証サービスを開始すると発表した。
★14:05 フェローテック-底堅い 中国で200ミリメートルのウエハー工場を建設
フェローテックが底堅い。15日付の日経産業新聞で、同社が2017年1月に中国・銀川市で、直径200ミリメートルのウエハー工場を建設すると報じられた。
中国では半導体メーカーの投資が相次ぐ見通しで、これまで200ミリ以上のウエハーの多くを輸入していた同国市場での需要が見込めるという。投資額は80億円で、フル生産時には月産10枚となるもよう。ウエハー事業の年間売上高は現在の約2倍の80億円規模になるとした。
★14:06 住友金属鉱山-反発 タガニートHPALニッケル社の株式を追加取得
住友金属鉱山が4日ぶり反発。同社は9月15日14時に、フィリピンのニッケル製錬拠点であるTaganito HPAL Nickel社の株式を追加取得すると発表した。当初は62.5%保有していたが、12.5%を新たに取得。取得価格は約4200万米ドルで、必要な許認可手続きを経て、2016年内の取得を予定。パートナーであるNickel Asia Corporation(フィリピン)からの売却の要請に応じるもの。
★14:16 BBT-底堅い リーダー適正診断の結果もとに個別ラーニング提供
ビジネス・ブレークスルーが底堅い。同社は15日、新たに開発した総合人財アセスメントツール「PLIアセスメント」の測定結果をもとに、一人ひとりに最適化されたオンライン教育コンテンツを自動でナビゲーションする法人向けラーニング・ソリューションを10月1日より提供開始すると発表した。
PLIアセスメントは、ビジネスで必要となる能力要素の中で、自身の「適性・資質・価値観・モチベーション」と「行動特性(コンピテンシー)」を総合的・多面的に測定し、経営環境が急速に変化する時代に求められるリーダーに必要な能力を測定するもの。
★14:30 スター精密-底堅い 自動旋盤SRシリーズに大径部品加工向け「SR-32J2」を追加
スター精密が底堅い。15日付の日刊工業新聞で、同社がスイス型自動旋盤SRシリーズに自動車、油圧・空圧装置分野などの大径部品加工向け「SR-32J2」を追加し、2017年4月に発売すると報じられた。
製品開発期間や製造リードタイムの短縮を図るため、同社で初めてモジュラーデザインによるブロックビルド生産方式を採用したという。2タイプあり、年間販売目標は計420台としている。今後の業績の広がりが期待され、株価は底堅い推移を見せている。
★14:31 資生堂-底堅い 日本気象協会と「シミ・リバウンド指数」を開発
資生堂が底堅い。同社は9月15日、日本気象協会(東京都豊島区)と、「肌の乾燥がシミ悪化の一因となっていた」という“乾燥とシミ悪化因子の相関関係”をもとに、新たに『シミ・リバウンド指数』を開発したと発表した。
日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」で、同日から提供を開始する。秋冬の外気の乾燥と紫外線の状況から、シミ発生のリスクレベルを5段階に分け「美白ケアの必要度」を指数化したもの。日本気象協会の保有する気象コンサルティングのノウハウを元に、湿度や紫外線(UV index)のデータと、資生堂の持つ肌や美白ケアに関する研究結果などの知見を加味して、指数を算出する。
トレーダーズWeb