9月15日(木)
後場コメント No.2 森永乳業、データセクション、信越化学、ドリコム、明豊エンターなど
★13:06 森永乳業－反発 マクドナルドで「マックシェイク 森永ミルクキャラメル」販売
森永乳業が反発。日本マクドナルド（東京都新宿区）が9月15日11時30分ごろ、森永菓との初のコラボレーション商品「マックシェイク 森永ミルクキャラメル」を、全国のマクドナルド店舗で21日より期間限定で販売すると発表。これを買い材料視する向きもあるようだ。
マクドナルドでは、「45年間にわたり多くのお客様にご愛顧いただいている『マックシェイク』と、1913年から販売され、103年の歴史を誇る『森永ミルクキャラメル』がコラボレーションしました。世代を超えて愛され続けてきた、誰もが知っている2つの定番商品が織りなす味わいが実現し、こだわりのスイーツをご提供する「By McSWEETS」にふさわしい商品」としている。日本マクドナルドホールディングスも堅調。
★13:13 データセクション－底堅い ベトナム国内でAI活用サービスを提供開始
データセクションが底堅い。同社は9月15日11時に、子会社のデータセクションベトナム（ハノイ市）とともに、ベトナム国内で、日本国内において実績を持つAI（人工知能）を活用したサービスの展開を行うと発表した。
同サービスの中でも、特に教師データをもとに画像分類する「AI画像解析サービス」は第三者の精度判定で98％を超える結果を出しており、現時点で世界トップクラスの技術であるとした。また、テキストでなく画像を主体とした分析のため、言語障壁のないボーダレスな技術であることに着目し、早い段階でのサービスの実用化を推し進める方針。すでに、ベトナム国内では、官公庁や大手飲料メーカーが本サービスの導入検討を開始しており、今後はアジア各国での展開を目指す考え。
★13:14 ソフトバンクテク－大幅に3日続伸 ＪＩＰＤＥＣがサイバートラスト「SureServerEV」導入
ソフトバンク・テクノロジーが大幅に3日続伸。同社子会社のサイバートラスト（東京都港区）が15日、日本情報経済社会推進協会（ＪＩＰＤＥＣ）（東京都港区）がサイバートラストのEV SSL/TLS証明書「SureServerEV」を導入し、運営する全てのWebサイトでSSL/TLS化が実施されたと発表した。
EV SSL/TLS証明書は、サイバートラストのような認証機関がインターネット上でサービスを提供する組織の実在性を厳格に審査した上で発行する。EV SSL/TLS証明書が導入されているWebサイトは信頼性が高いため、ブラウザーで表示したときに、アドレスバーが緑で表示される。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★13:17 信越化学－反発 カセイソーダを値上げ 10月から
信越化学工業が反発。15日付の日経新聞朝刊で、同社が代表的な工業薬品のカセイソーダ（水酸化ナトリウム）を10月1日出荷分から値上げする方針だと報じられた。
幅は固形換算1キロあたり8円以上だという。取引量などで異なるが15％前後に相当するとみられる。国内在庫が低水準で海外市況も上向いているなか、低迷が続いてきた国内市況をテコ入れする考えのもよう。利幅改善などが期待され、買いが入っている。
★13:25 ドリコム－大幅続落 スマホゲーム「ダービースタリオン マスターズ」の事前予約開始
ドリコムが大幅続落。同社は15日、「ダービースタリオン」シリーズ最新作のスマートフォンゲーム「ダービースタリオン マスターズ」の事前予約を開始したと発表した。
なお、社内外のテスト結果、市場状況とプロモーションのタイミングに鑑み、サービス開始が10月後半になるとした。株価は4月以降好調な動きを維持していたが、調整売りに押され、13週移動平均線付近まで売りが出ている。
★13:36 明豊エンター－底堅い 今期26％営業増益見込む 前期は38％増益着地で計画上振れ
明豊エンタープライズが底堅い。同社は14日、17.7期通期の連結営業利益予想を5.8億円（前期比26.3％増）とすると発表した。
賃貸アパートメントブランド「MIJAS（ミハス）」事業について、年間約20棟前後の供給を計画目標として事業開発を推進する。また、資金繰りの安定、健全な財務体質づくりに向け、短期間での資金回収が見込めるタウンハウス・戸建て事業、中古マンションリニューアル事業などに取り組む。
16.7期通期の営業利益は4.6億円（前の期比38.2％増）と、従来計画3.9億円を上回った。主力の中古・再販リニューアル事業などの利益率が全般的に想定を上回った。
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