昨日の米国株は上昇した(DJIA +46.16 @18,538.12, NASDAQ +26.01 @5,275.91)。ドル円為替レートは101円台半ばの円高方向へ振れた。本日の日本株全般は上昇する銘柄の方が多かったが株価指数や下げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,054に対して、下落銘柄数は746となった。騰落レシオは105.60%。東証1部の売買代金は2兆1267億円。
TOPIX -3 @1,350
日経平均 -70 @17,012円
急に円高が進み、これを嫌気してTOPIXも日経平均も下げた。米サプライマネジメント協会(ISM)が9月6日に発表した8月の非製造業景況感指数が6年半ぶりの低水準に落ち込んだことで、FRBの早期利上げ観測が再び後退した。その結果、日米金利差の縮小を見込んで円買い・ドル売りが優勢となった。トヨタやパナソニックなど主力株に売られる、一方、これまで売り込まれていた内需関連株や小型株が買い戻され相場を下支えした。
円相場が101円台まで急進した割には株価の下げ幅は小さいと言える。米経済の安定成長や世界的な低金利といったマクロ環境に加えて、日銀のETF買いという需給要因が下値を支えると期待されているからだ。株価指数オプション市場の動向から判断しても、投資家は比較的先行きに楽観的である。10月物の日経平均オプションは権利行使価格1万6000円台のプットより1万7500円や1万8000円のコールの建玉が膨らんでおり、この点からも株価は下がるよりも上がると見る向きが多いと言える。http://svc.qri.jp/jpx/nkopm/
33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、銀行(2位)、パルプ・紙(3位)、海運(4位)、証券(5位)となった。
TOPIX -3 @1,350
日経平均 -70 @17,012円
急に円高が進み、これを嫌気してTOPIXも日経平均も下げた。米サプライマネジメント協会(ISM)が9月6日に発表した8月の非製造業景況感指数が6年半ぶりの低水準に落ち込んだことで、FRBの早期利上げ観測が再び後退した。その結果、日米金利差の縮小を見込んで円買い・ドル売りが優勢となった。トヨタやパナソニックなど主力株に売られる、一方、これまで売り込まれていた内需関連株や小型株が買い戻され相場を下支えした。
円相場が101円台まで急進した割には株価の下げ幅は小さいと言える。米経済の安定成長や世界的な低金利といったマクロ環境に加えて、日銀のETF買いという需給要因が下値を支えると期待されているからだ。株価指数オプション市場の動向から判断しても、投資家は比較的先行きに楽観的である。10月物の日経平均オプションは権利行使価格1万6000円台のプットより1万7500円や1万8000円のコールの建玉が膨らんでおり、この点からも株価は下がるよりも上がると見る向きが多いと言える。http://svc.qri.jp/jpx/nkopm/
33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、銀行(2位)、パルプ・紙(3位)、海運(4位)、証券(5位)となった。