今週は日米とも金融政策に関する方向性を示唆する発言や経済統計が株価を動かそう。まず黒田日銀総裁の発言(5日)が気になるところ。米国FRBが今後金利を引き上げることを予想する向きが増加してくると、為替は円安方向にぶれて行く。すると株価は上昇するわけだが、実際に米国金利が上昇した時には、大きく株価は売られることになるので、年内は注意が必要だ。実際に引き上げるまでには紆余曲折があろう。株価も上げ下げを繰り返す。小刻みに利を固めていくことが必要だ。
今日の一言:泥中より蓮の花見事に咲く象。どん底にあってこそ清浄を知る。