昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -33.07 @18,448.41, NASDAQ -5.49 @5,212.20)。ドル円為替レートは100円台半ばの推移だった。本日の日本株全般は下落した。東証1部では、上昇銘柄数が350に対して、下落銘柄数は1,519となった。騰落レシオは78.95%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆391億円。
TOPIX -16 @1,288
日経平均 -195円 @16,361円
イエレンFRB議長の講演を今夜に控え、積極的に売買を手掛ける様子はなかったが、TOPIXも日経平均も大きく下げ、8月18日から続いてきた保ち合いレンジを下放れた。日米の金融政策や為替の動向が定まらず、相場のトレンドが形成されない中、短期的な買い戻しなどによるリターン・リバーサルの状態が続いている。
イエレンFRB議長は8月26日の講演で「米雇用が改善し、追加利上げの条件は整ってきた」と述べ、昨年12月に続く利上げに意欲を表明した。具体的な時期に言及しないものの、9月の次回会合で利上げする可能性も出てきた。ただ、中長期的な利上げペースは想定以上に緩やかになる可能性も示唆している。経済を冷やさず過熱させない金利水準である「中立金利」が低下しているためだ。
例え、早期利上げの見方が強まったとしても、大きな円安・株高シフトにはつながるとは限らない。なぜなら、市場は9月の日銀による現行の金融政策の「総括的な検証」も見極めたいからである。さらに、日米の金融政策の先には米大統領選も控えている。
33業種中鉄鋼と化学を除く31業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、輸送用機器(2位)、空運(3位)、医薬品(4位)、不動産(5位)となった。
TOPIX -16 @1,288
日経平均 -195円 @16,361円
イエレンFRB議長の講演を今夜に控え、積極的に売買を手掛ける様子はなかったが、TOPIXも日経平均も大きく下げ、8月18日から続いてきた保ち合いレンジを下放れた。日米の金融政策や為替の動向が定まらず、相場のトレンドが形成されない中、短期的な買い戻しなどによるリターン・リバーサルの状態が続いている。
イエレンFRB議長は8月26日の講演で「米雇用が改善し、追加利上げの条件は整ってきた」と述べ、昨年12月に続く利上げに意欲を表明した。具体的な時期に言及しないものの、9月の次回会合で利上げする可能性も出てきた。ただ、中長期的な利上げペースは想定以上に緩やかになる可能性も示唆している。経済を冷やさず過熱させない金利水準である「中立金利」が低下しているためだ。
例え、早期利上げの見方が強まったとしても、大きな円安・株高シフトにはつながるとは限らない。なぜなら、市場は9月の日銀による現行の金融政策の「総括的な検証」も見極めたいからである。さらに、日米の金融政策の先には米大統領選も控えている。
33業種中鉄鋼と化学を除く31業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、輸送用機器(2位)、空運(3位)、医薬品(4位)、不動産(5位)となった。