ＦＸの注目点 １０１円に向かう様だ

[I SAY企画プロダクションさん]

ドル円は昨日の堅調な米経済指標を受けて朝方に一時100.596円まで上昇したが、その後は日経平均株価の下げが重しとなり100円台前半まで伸び悩んだ。本日は週末だが仲値のドル不足は通常並みの模様。米系短期勢は100.85円から売りが観測されている。本邦輸出勢は月末を控えているので期日決済分のカバー売りが中心で101円から売りは観測されている。一方、本邦輸入勢は引き続き100円割れで買いの構え。米系短期勢は100.00円から買いが断続的に観測されている。本日の市場の注目は23時からのイエレンFRB議長講演であり、積極的な売買は手控えられそうだ。昨日に続き日銀のETF買いに注目しながら米系短期筋の動向にも注意したい。テクニカル的に目先の下値目処は24日の安値100.093円。上値は昨日高値100.62円や101円を意識しつつ、引き続き日経平均株価を睨む展開となりそうだ。