ジャクソンホールの経済シンポジウムを控えて様子見

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -23.15 @18,529.42, NASDAQ +6.22 @5,244.60)。ドル円為替レートは100円台前半での推移。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が657に対して。下落銘柄数は1,196となった。騰落レシオは86.60%。東証1部の売買代金は1兆8181億円。

TOPIX -6 @1,298
日経平均 -101円 @16,497円

TOPIXも日経平均も下げた。横向きの10日&25日移動平均線を僅かだが割り込んでいる。時の利は売りである。円相場が円高方向へ動き、原油相場が反落したことを嫌気した。http://chartpark.com/wti.html
原油相場の反落はイラクやナイジェリアで原油輸出が増えて需給が悪化するとの見方が広がったためである。原油相場の悪化を受けて商社など資源関連株が売られた。日清食品ホールディングスエムスリーニトリホールディングスなど、内需グロース株の上げが目立った。今月に入って内需グロース株は大幅に売られていたが、短期的な買い戻しが入ったようだ。ただ、これはリターンリバーサルに過ぎず、物色の流れが変わったと見られていない。相場の基調は、イエレンFRB議長などが出席するワイオアミング州ジャクソンホールで開かれる経済シンポジウムを週末に控えて売買は様子見が続き低調だった。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、機械(5位)となった。

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