朝のワイドショーをみて少し理解しました。
グルジアのサアカシビリ大統領はアメリがの大学を卒業した親米派。NATO加盟を示唆しており、地理的にもEUやアメリカは支配下に置いておきたい地域。またグルジア軍の兵器はNATO加盟国製と、NATOに対し親交を深める政策をとっている。
それに対しロシアは地理的に東西を米国とEUに挟まれ、グルジアがNATOに加盟すると南側も防衛上意識する必要が出てくる。ここで、グルジア内の南オセチア自治州とアブハジア自治共和国はロシア寄りの政策をとっており、この地域の防衛に加勢する意味は大きい。
両者を比較するとロシア側が有利かな。勝てば官軍という前提ですが、米国側はアフガニスタン・イラクと戦闘継続中のなかイランに対しても牽制をかけている現在では黒海地域まで戦域を拡大することは不可能でしょう。かつ、自ら招いた戦争によって原油高が継続し、欧米経済が疲弊している所を漁夫の利を得るごとくロシア経済は強くなっている。
軍事・経済ともに世界のバランスが変化している事は確か。どうなる事やら・・・。