昨夜はドル安と円高の同時進行でドル円が大きく下落しましたが、ダドリーNY連銀総裁の鶴の一声、突如として9月に利上げは可能といった発言があったことで、一旦は切り返す形となっています。
とはいえ、本場アメリカでも最近の当局筋からのメッセージは全く信用ができないといった冷ややかな視線を向けられており、cry wolf（嘘つき、オオカミ少年）といった見方が大勢のようですd(*´∀`*)bｳｿｵﾂ
まぁこれまでも散々利上げを煽るような発言があったのにも関わらず、先送り先送りですからね。市場も全く信用していませんので、その辺も踏まえた上で27:00発表の（米）FOMC議事録の内容を見ておきたいところでしょうか。
↑イエレンFRB議長の風刺画。利上げするする言ってますけど…（嘘）。
昨日今日のドル円相場についてまとめておくと、昨日（16日）の東京市場は、1ドル＝100.10〜101.20円台で1円幅を超える急落となりました。お盆期間中で薄商いな中で特段の材料はないものの、下を攻める動きが出てストップロスを巻き込みながら急落してしまいました。
海外市場は、1ドル＝99.50〜100.50円台での値動きとなりました。欧州市場では、東京市場からの円買いドル売りの流れが止まらずで、ついにイギリスEU離脱時（6月24日）以来の大台割れを記録しました。
NY市場でも序盤から弱めの動きが続いており、経済指標の弱さから安値をつけました。しかしながら、ダドリーNY連銀総裁が9月利上げは可能との見方を示したことで、切り返されて高値をつけています。
今日は昨夜の為替の動きにも関わらず、相変わらず日銀のETF買い入れ観測によって日経平均が小高く推移したこともあって、ドル円は1ドル＝101円ラインにあったストップを狩りに行くようなちょっと意地悪な値動きで上値を伸ばす場面もありましたヽ(`Д´)ﾉ ｵｲｯ!
そして、未明のFOMC議事録公表で一段高となるのではないかといった期待があるわけですが、果たしてどうなるのかを解説しつつ、今日明日の相場展開についてまとめておきますので、ぜひお読みいただければと思います。
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